CRS

Q2
$DESIGNTIMEの活用方法
[内容]
$DESIGNTIMEは初期処理以外には使用できないのか
$DESIGNTIMEはどのようなときに「真」になるのか

A2
[解決方法]
「$DESIGNTIME」は、Biz/Designerのデザインペイン内で「真」となります。
つまり、画面作成時は 1 となり、Biz/Browserで実行した場合(Biz/Designerからのテスト実行も含む)は 0 となります。

例えば、画像の表示について
  ImageLabel ImageLabel1 {
    :
  }

(1) ImageLabel1.SetImage( "Image01.jpg" );
  デザインペイン、Biz/Browserでの実行時に画像ファイルが表示されます。

(2) if( !$DESIGNTIME ){
    ImageLabel1.SetImage( "Image01.jpg" )
  }
  デザインペインに画像ファイルは表示されず、Biz/Browserでの実行時には表示されます。

(3) if( $DESIGNTIME ){
    ImageLabel1.SetImage( "Image01.jpg" )
  }
  デザインペインに画像ファイルが表示され、Biz/Browserでの実行時には表示されません。

よって、初期処理以外に、画面作成時とBiz/Browserによる実行時で異なる処理をさせたい場合にご利用ください。

また、このデザインペイン内で実行するとエラーとなってしまう処理があります。
(例えば、SetFontFamilyメソッドなど。)
その場合には、この「if ( !$DESIGNTIME ) 」内に記述してください。

※Biz/Designerからのテスト実行か判断する場合は$DEBUGTIMEがご利用頂けます。
 詳細は、Biz-Tips > Biz/Browser XE > GUI機能拡張 > デバッグ($DEBUGTIME)
 をご参照ください。


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