Biz/Browser V ver5.0.3.0 リリースノート

Biz/Browser Vをご利用いただき、誠にありがとうございます。 このドキュメントには、Biz/Browser Vの以前のリリースとの違いなど、 マニュアルには記載されていない重要な情報が含まれます。

今回のリリースと、それ以前のリリースとの比較など、お気付きの点についてフィードバックをお寄せいただければ幸いです。
お寄せいただいたご意見、ご要望は、より良い製品を開発するために活用させていただきます。

制限事項および既知の問題

制限事項
Windows Vista以降での利用について
   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について
       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。

   (2) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について
       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (3) キーボードフォーカスについて
       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (4) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について
       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (5) キーボードフォーカスを示す破線の表示について
       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

Windows 7以降での利用について
   (1) 「ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします」をオンでご利用ください
       ウィンドウが最大化中かつRoot.MaximizeBoxプロパティに$FALSEが指定されていても、
       タイトルバーを掴んでドラッグすると最大化が解除されてしまう場合があります。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[マウスを使いやすくします]
       →[ウィンドウの管理を簡単にします]
       「ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします」を
       オンにすることで回避できます。
       (※デフォルトはチェックなし)

Windows 8での利用について
   (1) 「アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する」をオンでご利用ください
       Windows 8上にてIMEModeプロパティで指定した入力モードが無視されてしまう場合があります。
       これはWindows 8では従来とは異なり全アプリのウィンドウで共通の入力方式を
       使用することが標準となったためです。
                
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[時計、言語、及び地域]カテゴリの[入力方法の変更]
       →[詳細設定]を開き、[アプリ ウインドウごとに異なる入力方式を設定する]と
         [使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する]をオンにすることで
         Windows 7以前と同様の動作になります。

   (2) フォント・文字間隔の差異について
       OS間のフォント・文字間隔の違いによりテキストの表示位置、改行位置に差異が発生する
       場合があります。

   (3) 「テキストやその他の項目の大きさの変更」を「小-100%」でご利用ください
       高精細ディスプレイを搭載したマシン上でWindows 8環境の場合、
       「テキストやその他の項目の大きさの変更」の設定が「小-100%」以外に
       設定されていることがあります。
       この場合、以下のような現象が確認されております。
       
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、メッセージが入りきらず、途中で
           切れてしまう場合がある
         ・Biz/Browserから表示するダイアログ上で、画像が拡大されず、レイアウトが
           崩れてしまう場合がある
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロールパネル]→[デスクトップのカスタマイズ]を開き、[ディスプレイ]カテゴリの
       [テキストやその他の項目の大きさの変更]を「小-100%」にすることで回避できます。

Windows XPでのご利用について
   (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください
       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (2) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に なることがある。 デスクトップテーマをクラシックに設定することで回避可能です。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602 ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合 がある。 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック をオフにした状態でご利用ください。 Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 (3) LostFocusイベントの多重発生について Dialogを閉じた後、フォーカスされたオブジェクトからInternet Explorerがフォーカス を奪う場合があり、そのため余分なLostFocusイベントが発生する可能性があります。 Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない

ver5.0.2.0 から ver5.0.3.0 への主な変更点

バージョン
	
■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser V インストーラ 5.0.3.0
    - Biz/Browser V 5.0.3.0
    - BizHook.dll ver1.0.1.0

■ 以下のモジュールが追加されました。
    - invoker4.exe ver1.2.0.0

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - BizLink.dll ver3.2.2.2
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2
    - login.crs 2011/08/22

■ 動作環境

    【動作保証OS】
    - Windows XP(32ビット版)
    - Windows Vista(32ビット版)
    - Windows 7
    - Windows 8

    【動作検証済みOS】
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver6.0(SP1) 〜 ver10.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

■ 変更履歴

   過去の変更履歴
	
機能追加
・Biz/Browser起動時のローディング中のタイトルバーに表示される「Biz/Browser」の文字が変更できるようになりました。#10240
・newによるオブジェクト生成時に型指定(var obj = new Class:Type)が可能になりました。#10517
	
障害修正
・httpsでサーバのデフォルトポートにログインした場合、SYS.SERVER_PORTの値が80となってしまう問題を修正しました。#10453
・UString型を指定したオブジェクトのValueプロパティにStringのデータを設定しようとした場合、ごく稀にアプリケーションエラーが発生する場合がある問題を修正しました。#10329
・Windows XPおよびWindows Vista、Windows 7の非Aero環境において、下部インジケータ部分を画面外になるようBiz/Browserを配置した場合、Root.HttpTimeout・HttpRequest.Timeoutプロパティによるタイムアウトが発生しなくなる問題を修正しました。#10444
・クライアント証明書を用いたHTTPS通信で環境により認証に失敗する問題を修正しました。#10555
	
DisplayObjectクラス
機能追加
・マウスによる操作を制限するMouseOperationプロパティが追加されました。#10416
	
EditObjectクラス
機能追加
・キャレットの表示・非表示を指定するShowCaretプロパティが追加されました。ただしStyleEditには無効です。#9173
・InputModeプロパティに半角スペースの入力を禁止するオプション$EXSPACE定数が追加されました。#10427
	
障害修正
・フォーカスがない状態で右クリックし、コンテキストメニューから「貼り付け」を実行しても貼り付けが行われない問題を修正しました。#10326
	
Dialogクラス
機能追加
・Dialogの透過率を指定するOpacityプロパティが追加されました。#10507
・Dialogの透過色を指定するTransparencyKeyプロパティが追加されました。#10507
・タイトルバーの表示・非表示を指定をするTitleBarプロパティが追加されました。#10508
	
Buttonクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
TextBoxクラス
機能追加
・フォーカス取得時の選択状態を指定するSelectAllOnFocusプロパティが追加されました。#10522
	
NumberEditクラス
機能追加
・フォーカス取得時の選択状態を指定するSelectAllOnFocusプロパティが追加されました。#10522
	
DateEditクラス
機能追加
・フォーカス取得時の選択状態を指定するSelectAllOnFocusプロパティが追加されました。#10522
	
MaskEditクラス
機能追加
・フォーカス取得時の選択状態を指定するSelectAllOnFocusプロパティが追加されました。#10522
	
SVGButtonクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
CheckItemクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
ListItemクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
OptionItemクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
PulldownItemクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
TabFormクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
ComboBoxクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringが指定可能になりました。
Unicode文字を表示するにはComboItemのValueTypeもUStringを指定する必要があります。#10437
	
ComboItemクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringが指定可能になりました。
Unicode文字を表示するにはComboBoxのValueTypeもUStringを指定する必要があります。#10437
	
GroupBoxクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
ImageLabelクラス
機能追加
・テキストのみの水平方向の位置指定を行うTextAlignプロパティが追加されました。#10521
	
ImageButtonクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
・枠の表示・非表示を指定するBorderプロパティが追加されました。#10424
・フォーカスの有無を示す矩形を表示するかどうかを指定するFocusRectプロパティが追加されました。#10424
・テキストの表示位置を微調整するTextHOffset、TextVOffsetプロパティ追加されました。#10424
・押下時の文字色・背景色を指定するPushedFgColor、PushedBgColorプロパティが追加されました。#10424
・マウスカーソルがボタン上にある時の文字色・背景色を指定するHoveredFgColor、HoveredBgColorプロパティが追加されました。#10424
・非アクティブ時の文字色・背景色を指定するDisabledFgColor、DisabledBgColorプロパティが追加されました。#10424
・ButtonMode=$TOGGLE指定時、押下中の文字色・背景色を指定するPushingFgColor、PushingBgColorプロパティが追加されました。#10424
・ButtonStyleに標準より高さがあるボタンを指定する$HIGHRAISED定数が追加されました。#10424
・マウスカーソルがボタン上にある時のイメージを設定するSetHoveredImageメソッド、および設定したイメージを削除するResetHoveredImageメソッドが追加されました。#10424
・非アクティブ時のイメージを設定するSetDisabledImageメソッド、および設定したイメージを削除するResetDisabledImageメソッドが追加されました。#10424
・ButtonMode=$TOGGLE指定時、押下中のイメージを設定するSetPushingImageメソッド、および設定したイメージを削除するResetPushingImageメソッドが追加されました。#10424
・テキストのみの水平方向の位置指定を行うTextAlignプロパティが追加されました。#10520
	
仕様変更
・ButtonMode=$TOGGLE指定時、押下中の表現を視覚的にわかりやすいよう変更しました。#10424
	
障害修正
・SetPaletteの色設定がFgColor、BgColorへ反映されない問題を修正しました。#10363
	
Rootクラス
機能追加
・HardCopyメソッドにてBiz/Browserの画面キャプチャをImageオブジェクトで返すことができるように拡張されました。#10239
・OS標準のキー入力プロセスをバイパスしオブジェクトにキー入力イベントを直接発行するDirectInputプロパティが追加されました。#10277
・AltKeyやNextTabKeyプロパティへ指定できるキーを追加登録するRegisterFunctionKeyメソッドが追加されました。#10430
・タイトルバーの表示・非表示を指定をするTitleBarプロパティが追加されました。#10508
	
障害修正
・ShowStatusBarメソッドによりステータスバーを非表示状態にしているにもかかわらず、Resizeプロパティを変更した場合ステータスバーが再表示されてしまう問題を修正しました。#10511
	
CSVDocumentクラス
機能追加
・Saveメソッドで出力時のデリミタ文字を指定できるようになりました。#10455
・CSVDocument:UStringによる指定によりnew CSVDocument(CSVDocument.Unicode)と同様の動作となるようになりました。#10526
	
FileSystemクラス
障害修正
・コピー元、コピー先のフォルダー名が前方一致のとき、Copyメソッドの実行に失敗する問題を修正しました。#10370
	
Runtimeクラス
障害修正
・Execメソッドで戻り値が返らない問題を修正しました。#10247
	
XmlNodeクラス
障害修正
・NormalizeメソッドでNormalizeの起点が指定ノードの子ノードになっていた問題を修正しました。#10367
	
TextConverterクラス
障害修正
・TextConverter.Convertメソッドでサポートされていない文字コードを変換しようとした時に
  エラーとならない問題を修正しました。#10439
	
Encryptorクラス
機能追加
・暗号化アルゴリズムにBlowFish暗号化とPKCS#5パディングを併用するCALG_BLOWFISH3形式が追加されました。#10418
	
Decryptorクラス
機能追加
・暗号化アルゴリズムにBlowFish暗号化とPKCS#5パディングを併用するCALG_BLOWFISH3形式が追加されました。#10418
	
EventSenderクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定可能になりました。#10456
・ValueTypeにUStringを指定した場合、PostExternalEventメソッドのparamパラメータにUStringが指定できるようになりました。#10456
	
EventListenerクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定可能になりました。#10456
・ValueTypeにUStringを指定した場合、受信時発生するイベントハンドラの引数e.paramがUStringとなるよう拡張されました。#10456
	
Imageクラス
機能追加
・画像の輝度を変更するModifyBrightnessメソッドが追加されました。#10513
	
HtmlViewクラス
機能追加
・<a target="_blank">やwindow.open()によるポップアップ表示が可能になりました。#10241
・スクロールバーの表示制御を行うScrollプロパティが追加されました。#10428
・ページの相対スクロールを行うScrollByメソッドが追加されました。#10428
	
障害修正
・HtmlViewが削除される際、PCが高負荷状態の場合に動作が不安定になる場合がある問題を修正しました。#9960
・IE6.0環境で動作させた場合、JavaScriptでlocation.reload()が動作しない問題を修正しました。#10353
・GetFocusイベントハンドラ内でSetFocusメソッドにより他のオブジェクトへフォーカスを移動するとフォーカスが消失する問題を修正しました。#10506
	
SSpreadクラス
機能追加
・CellTagプロパティにより設定されたタグに対して検索を行うFindCellTagメソッドが追加されました。#10356
・SSpread全体のシート情報をByteArrayで取得するSaveToBufferメソッド、およびByteArrayのシート情報をSSpread全体へ設定するLoadFromBufferメソッドが追加されました。#10374
・セル範囲の情報をByteArrayで取得するSaveBlockToBufferメソッド、およびByteArrayのセル情報を指定範囲へ設定するLoadBlockFromBufferメソッドが追加されました。#10374
	
仕様変更
・OperationMode=$OperationModeRow時でDeleteRowsした場合、非表示行がアクティブセルにならないようにしました。#10256
・ImportExcelSheetおよびOpenExcel2007FileによるExcelファイルの取り込み時の再現性を高めました。#10357
・ImportExcelSheetでExcelファイルの取り込み時、数値型セルの小数部のデフォルト桁数を5桁から2桁へ変更しました。#9031
	
障害修正
・Row=-1、Col=-1を指定し、Value、Textプロパティなどで値を設定した場合、セルの値が削除できなくなる問題を修正しました。#10321
・Row=-1、Col=-1を指定し、Formulaプロパティで数式を設定した場合、再計算結果が表示されない問題を修正しました。#10422
・OpenExcel2007Fileメソッドで500行以上データのあるExcelファイルを読み込んだ場合、500行までで読み込みが止まってしまう問題を修正しました。#10350
・ImportExcelSheetメソッドで多量のセル関数が埋め込まれたExcelファイルを読み込んだ場合、アプリケーションエラーが発生する問題を修正しました。#10352
・ClearRangeメソッドでdataOnlyパラメータを$FALSEで実行した場合、範囲のすべてのセルにデータが存在しないと例外が発生する問題を修正しました。#10354
・TypeEditCharSetを指定したセルから直接IMEModeを指定したTextBoxなどへ入力フォーカスが移動した場合、指定されたIMEModeが反映されない問題を修正しました。#10362
・空のSSpreadから<<オペレータにてCSVDocumentへ出力しようとすると例外が発生する問題を修正しました。#10399
・<<オペレータにてUnicodeモードのCSVDocumentへ出力した場合、先頭のデータへ不正な文字が付加される問題を修正しました。#10400
・<<オペレータにてUnicodeモードのCSVDocumentから入力した場合、文字化けが発生する場合がある問題を修正しました。#10410
・大量のセルに書式が設定されているシートをSaveToFileメソッドで保存しようとした場合、異常に時間がかかる問題を修正しました。#10459
・OpenExcel2007FileメソッドでExcelファイルを読み込み、SaveExcel2007Fileにてシートを再度保存した場合、ファイルをExcelで開こうした場合に「'xxxx'には読み取れない内容が含まれています」というエラーが出る場合がある問題を修正しました。#10463
・RetainSelBlockプロパティを$TRUEに設定し、単一セルのみを選択しClearSelectionメソッドを実行した場合、例外が発生する問題を修正しました。#10466
・ExportToExcelExメソッドで、既存のExcelファイルへ追加エクスポートを行う場合、指定するシート名を既存Excelファイルと重複するものを指定し保存を行うと、Excelで対象ファイルを開く際「xxxx.xlsには読み取れない内容を含まれています」というエラーが発生する問題を修正しました。#10514
	
FlexItemクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringを指定した場合、TitleプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
FlexTextBoxクラス
障害修正
・Windows 7およびWindows 8上での実行時かつMS-IMEを使用時、IMEModeに$OPENを設定した場合、IMEが半角英数モードになっていると、初回の入力でKeyDownが発生してしまう問題を修正しました。#10503
	
FlexListBoxクラス
機能追加
・ValueTypeにUStringが指定可能になりました。#10437
・ValueTypeにUStringを指定した場合、ListDataプロパティがUStringとして動作するようになりました。#10437
	
FlexTreeHeaderクラス
障害修正
・BgStyleに$PANELまたは$FILLを指定してスケーリングすると塗りつぶされる範囲が不正になる問題を修正しました。#10291
	
FlexIndentLabelクラス
障害修正
・ツリーを展開しスクロールバーが表示される状態にして、その後ツリー全体を閉じるとスクロールバーの表示が連動しない問題を修正しました。#10243
	
PrintStreamDocumentクラス
障害修正
・Extractメソッドを複数のBiz/Browserから同時実行した場合、例外が発生する場合がある問題を修正しました。#10434
・PrintDocumentメソッドで印刷またはプレビューを行い、そのままDeletePageメソッドでページをすべて削除し、再度PSSをダウンロードしてExtractメソッドを実行しようとした場合、アプリケーションエラーが発生する問題を修正しました。#10465
	
XmlDOMImplementationクラス
機能追加
・XmlDOMImplementation:UStringによる指定によりnew XmlDOMImplementation(XmlDOMImplementation.Unicode)と同様の動作となるようになりました。#10526
	
ExternalObjectクラス
機能追加
・.NET Framework 4.0以降で作成されたDLLを利用できるようになりました。#10450
	
Socketクラス
機能追加
・TCPソケット通信クライアントクラスが追加されました。#9170
	
SocketListenerクラス
機能追加
・TCPソケット通信サーバクラスが追加されました。#9170