Biz/Browser V 変更履歴

ver4.3.0.4 から ver5.0.0.0 への主な変更点
バージョン

■ 以下のモジュールが変更されました。
    - Biz/Browser V インストーラ 5.0.0.0
    - Biz/Browser V 5.0.0.0
    - BizLink.dll ver3.2.2.0
    - login.crs 2011/5/19

■ 以下のモジュールの変更はありません。
    - BizIEConnection.dll ver4.1.1.2

■ 以下のモジュールは削除されました。
    - rootHandler.crs

■ 動作環境

    OS
    - Windows NT4.0
    - Windows 2000
    - Windows XP(32ビット版)
    - Windows Vista(32ビット版)
    - Windows 7

    対応ブラウザ 
    Microsoft Internet Explorer ver6.0(SP1) 〜 ver9.0

    ※ Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降でのご利用の場合、保護モードを
       無効とする必要があります。

Biz/Browser V 制限事項
1. Windows Vista以降での利用について

   以下の機能について、Windows Vista以降のOS上で他のWindowsと挙動が異なる、あるいは正常
   動作しない事が確認されています。これらの機能についてはWindows Vista以降OSではご利用
   になれない、または正常に動作しませんのでご注意ください。

   (1) フォントの差異について

       Windows Vistaより前のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。

       詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」
       を参照ください。


   (2) EditObjectクラスのIMECodeInputプロパティをtrueに設定したときの動作

       IMECodeInputプロパティをtrueに設定した場合、文字コードを4桁の16進数で入力
       後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、Windows Vistaの場合、入力し
       た文字コードが、変換した文字の前後に表示されてしまう問題があります。

   (3) Windows Vista以降におけるInternet Explorer 7以降での利用について

       保護モードを無効としてご利用ください。
       保護モードが有効の場合、以下の制約が発生します。

       ・IEConnect ActiveXモジュールは動作しません。
       ・ExternalEventパッケージ内のActiveXモジュールは動作しません。

       Aero環境上で、Internet Explorer内にBiz/Browserを表示している際、
       Internet Explorerの「新しいタブ」をクリックすると、Internet Explorerが
       異常終了することがあります。Biz/Browser表示中には、新しいタブを使用にしない
       ようにお願いします。

   (4) キーボードフォーカスについて

       まれに、画面上からキーボードフォーカスが失われることがあります。マウスの
       クリックによりフォーカスを再設定することで復帰します。

   (5) Windows Vista ServicePack1適用時のマウスポインタの影について

       ServicePack1を適用した状態でEditBoxまたはTextBoxにSetCursorを行った後、他の
    オブジェクトにマウスポインタを動かすと、マウスポインタの影が真っ黒に表示され
    ることがあります。

    ResetCursorで指定したカーソルを解除する、もしくはPrintScreenキーを押下するこ
    とで、マウスポインタの影が正常に戻ります。

   (6) キーボードフォーカスを示す破線の表示について

       ダイアログやメッセージボックスを表示させた際に キーボードフォーカスを示す破線が
       表示されない場合があります。
       
       これは破線が表示されていないという表示上の問題で、キーボードフォーカス自体は
       オブジェクトにあたっています。
       
       これはWindowsの設定による現象です。
       [コントロール パネル]→[コンピューターの簡単操作]→[コンピューターの簡単操作センター]
       →[キーボードを使いやすくします]
       →[ショートカットキーを使いやすくします]
       「ショートカットキーとアクセスキーにした線を表示します」へチェックが
        されていない場合、フォーカスを示す点線の枠が表示されない場合があります。
       (※デフォルトはチェックなし)

2.Windows XPでのご利用について

    (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください

       SetIMECompObjectメソッドでmodeに$KANA(半角カタカナ)、$DKANA
        (全角カタカナ)を指定しても ひらがな で表示されることが確認されて
       います。

        この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービスの
        機能の問題によって発生しています。
この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 :898663 (2) その他ご注意 次のような障害が確認されていますが、マイクロソフトが提供する修正 プログラムにより解決する場合があります。 ・IME入力中にF5キーで文字コードを入力する際、入力途中の未変換の文 字が消えることがある。また、カーソルが表示されなくなることがある。 この問題はマイクロソフト社より 「『該当するコードが存在しない文字 コードを入力する』 という操作が本来のOSの動作からすると、想定外の 動作であるためで、想定外の動作に関しては、動作保証・対処について提 示することが出来ない。」 との回答を提示されています。 ・GDIオブジェクトでメモリリークが発生することがある。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : JP319740 ・極まれに、スクロールバーをマウスで操作することができない状態に なることがある。 デスクトップテーマをクラシックに設定することで回避可能です。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : KB867602 ・ウィンドウをドラッグ操作した際に、そのウィンドウの下に重なったウィ ンドウの一部の領域が正常に更新されず、白い線のような跡が残る場合 がある。 画面の効果より、「ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する」のチェック をオフにした状態でご利用ください。 3. Internet Explorer内での利用について (1) 「詳細なテキスト サービス」をオフとしてご利用ください 次のいずれかの環境の場合、Internet Explorer内にBiz/Browserを表 示している状態でALTキーを連打するとInternet Explorerがハング アップし操作不能となることがあります。 ・Windows XPで利用している ・Microsoft Office2003がインストールされている ・Microsoft OfficeXPがインストールされている この現象は、マイクロソフト社製品に含まれる詳細なテキストサービス の機能の問題によって発生しています。この現象は、以下のいずれかの 方法で回避することが可能です。 ・IMEの詳細設定から「詳細なテキスト サービス」をオフにする ・英語キーボード レイアウトを使用する この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 920956 (2) Internet Explorerのステータスバーを非表示とした場合の注意 ステータスバーを非表示にしたInternet ExplorerにBiz/Browserを表示 し、ウィンドウ内右下隅に表示されるリサイズハンドルをクリックする かマウスオーバーすると、CPU 使用率が 100% になり、Internet Explorer が操作不能になる事があります。 この現象は、WM_NCHITTESTメッセージが、間違った座標を伴ってウィン ドウに送信されているために発生する、マイクロソフト社製品の不具合 により発生します。 この問題についてのマイクロソフトサポート技術情報 文書番号 : 928832 (3) 入力カーソルのブリンクについて まれにEdit系オブジェクト上の入力カーソルがブリンクしなくなる場合があります。 カーソルは存在しているため、キーボードからの入力に影響はありません。 他のEdit系オブジェクトへマウスのクリックをすることによりブリンクが復帰します。 4. PlugInの利用について (1) PlugInからGUIを操作するメソッドを呼び出さないでください 現在のプラグインSDKでは、GUIを操作することはできません。この制 約はプラグインから他のオブジェクトのGUIを操作するメソッドの呼び 出しにも適用されます。 DisplayObject.MessageBoxや、FileSystem.OpenDialogなどGUIを操作す るメソッドを呼び出すと、正常な動作は行われません。 (2) PlugInの作成には、Microsoft Visual C++ 6.0をご利用ください 現在のプラグインSDKは、Visual C++ 6.0にて動作確認を行っています。 他のコンパイラを利用した場合、ランタイムライブラリやコンパイラ仕 様の差異により、正常に動作しない場合があります。特に、C標準ライ ブラリなど、ライブラリの実装に依存する変数や定数を操作する処理 (fopen, mallocなど)では、異常な結果となることがあります。 Visal C++ 6.0以外のコンパイラを利用する場合には、C++言語、コンパ イラとライブラリの挙動について、深い知識が必要となります。十分注 意して動作検証を行うようにしてください。 5. Windows NT4.0におけるドラッグ&ドロップの利用について Windows NT4.0において、AcceptDropプロパティを設定したオブジェクトの 作成と削除を繰り返し行うと、徐々に表示速度が低下する事があります。 Windows NT4.0でドラッグ&ドロップ機能を利用する場合、できるだけAcceptDrop プロパティを設定するオブジェクト数が少なくなるようにしてください。 6. 日本語入力ソフト ATOKでの利用について IMECodeInputプロパティをtrueにした場合、文字コードを4桁の16進数で入 力後、CTRL+HOMEキーで対応する文字に変換しますが、ATOKをご利用の場合、 この機能をご利用いただけません。 7. ウィンドウを最小化してタスクの切り替えアプリケーション一覧を表示したときの動作について ウィンドウを最小化したあと、Alt+TABでタスクの切り替えのアプリケーション リストを表示させたとき以下の現象が見られる場合があります。  ・アプリケーションリストからウィンドウを戻せない  ・Dialogやプレビューなど前面に表示されたダイアログがリストにある  ・前面に表示されたダイアログがあった場合、ウィンドウを戻したとき、呼び出し元   ウィンドウがアクティブになる  ・アプリケーションリストに表示されない
機能追加・仕様変更
ビジュアルスタイルへの対応とコモンコントロールVer.6

・Windows XP以降で採用されたOSのビジュアルなテーマ表示に対応しました。
  そのため従来Biz/Browserが利用していたWindowsのコントロールライブラリであるコモン
  コントロールがVer.5からVer.6へ変更されました。
  コモンコントロールのバージョンアップにより従来のBiz/Browserと微細な表示位置の
  変更が発生します。
  旧バージョンで作成したアプリケーションをBiz/Browser Vで動作させる場合、表示が
  完全には一致しない場合があります。


セキュリティの向上

・キャッシュファイルが暗号化されて保持されるようになりました。
・コアダンプが暗号化されて出力されるようになりました。
・HTTP通信の認証方式が基本認証以外に統合Windows認証やダイジェスト認証、プロキシ認証
  にも対応しました。
・起動時に無条件で呼び出されていたRootHandler.crsの読み込みを廃止しました。


セキュリティレベル設定

・セキュリティレベルを5段階で設定できるようになりました。
  イントラネット利用を想定し、警告ダイアログの非表示化、.NET連携の許可などの設定が
  行えます。
  またセキュリティレベルの指定はライセンス証明書に記載されており、サーバサイドから
  クライアントのセキュリティレベルをコントロールすることが可能です。
・Biz/Designer Vがインストールされている環境では自動的にセキュリティレベルは最低レベル
  に設定されます。


対応画像フォーマットの拡張

・画像フォーマットとしてBMP、GIF、TIFF、EXIFなどにも対応しました。


圧縮通信のサポート

・HTTP通信がgzip圧縮通信可能になりました。


起動画面のカスタマイズ

・ローディング完了までの非表示化や画像の表示などをサポートしました。


表現の統一化

・非活性時の表示動作の統一が行われ、BgColorが保持されることが基本ポリシーになりました。


エラーダイアログの変更

・エラーダイアログに関数コールスタックが表示されユーザーレベルでエラーの追跡がしやすく
  なりました。


拡張子の関連付け

・以前のバージョンと同じくcrs、crx、crsext、carの他crs50、crx50、car50が関連付けされます。
BizLink ActiveX 機能追加・仕様変更
・BizLinkとBiz/Browser Vの間の通信方式をWindowsメッセージベースの方式から
 COMメソッド呼び出しの形式へ変更されました。

グローバル関数 機能追加・仕様変更
・GUIへの値の反映を強制的に行うsyncObject関数が追加されました。
SYSオブジェクト 機能追加・仕様変更
・64ビットOSで実行時、OSプロパティへ"(x64)"の表記を付加します。
Objectクラス 機能追加・仕様変更
・オブジェクトが配列化されているかどうかを返すIsArrayプロパティが追加されました。
障害修正
・デフォルトプロパティが読み取り専用のオブジェクトに対しClear、ClearChildメソッド
  を実行すると例外が発生する問題を修正しました。
・配列オブジェクトをAppendすると配列の数が倍になってしまう問題を修正しました。
DroppedEventクラス 機能追加・仕様変更
・ドラッグ&ドロップ操作がコピーモードか移動モードかを示すModeプロパティが追加
  追加されました。
TextConverterクラス 障害修正
・Convertメソッドで変換先文字コードがUNICODEの時に正しく変換されない問題を修正し
  ました。
ByteArrayクラス 障害修正
・0のみで構成されるデータを代入できない問題を修正しました。
DragSourceクラス 機能追加・仕様変更
・DoDragDropメソッドでコピーモードと移動モードの同時指定が可能になりました。
DisplayObjectクラス 機能追加・仕様変更
・ビジュアルスタイルの利用を指定するVisualStyleプロパティが追加されました。
・SetTimerメソッドで分解能が0.1秒から0.01秒へ引き上げられました。また単発
  でタイマーイベントを起こすオプションが追加されました。
・PopupMenuメソッドでメニューの最大段数が引き上げされました。またメニュー
  内容をXMLにより指定する機能が追加されました。
Formクラス 機能追加・仕様変更
・下位に所属するオブジェクトのサイズを拡大縮小するHorizontalScale、VerticalScale
  プロパティが追加されました。
・下位に所属するオブジェクトのフォントを拡大縮小するFontScaleプロパティが追加され
  ました。
・マウスホイールによるイベント発生を指定するUseMouseWheelプロパティが追加されました。
・マウスホイールの操作により発生するMouseWheelイベントが追加されました。
Stringクラス 機能追加・仕様変更
・文字列の余白のトリミングを行うTrimメソッドが追加されました。
・CharCodeAtメソッドでマルチバイト文字の1バイト目を指定した場合戻り値が負数(文字コード
  の2の補数)でしたが通常の正数のコードで返すよう変更されました。
UStringクラス 機能追加・仕様変更
・文字列の余白のトリミングを行うTrimメソッドが追加されました。
RegexPatternクラス 機能追加・仕様変更
・compileメソッドにUStringを処理するオプションが追加されました。
・matchesメソッドにUStringを処理するオプションが追加されました。
ByteArrayクラス 機能追加・仕様変更
・コンストラクタにバイナリデータを作成する機能が追加されました。
Runtimeクラス 機能追加・仕様変更
・Execメソッドからexeファイルやbatファイルを制限付きで実行可能になりました。
・ShellOpen、ShellEdit、ShellPrint、ShellLinkメソッドからlnkファイルの実行が
  制限付きで可能になりました。
障害修正
・Execメソッドからexeファイルやbatファイルを指定したときの例外メッセージが
  不適当であった問題を修正しました。
Rootクラス 機能追加・仕様変更
・クローズボタンの活性、非活性の指定を行うCloseBoxプロパティが追加されました。
・タイトルバーボタンの活性、非活性の指定を行うControlBoxプロパティが追加されました。
・IEConnect経由で通信中かどうかを示すExtConnectionプロパティが追加されました。
・Resizeプロパティに縦横比固定モード($SYNC)が追加されました。
・HardCopyメソッドにダイアログ単体のコピーを指定するオプション($HC_DIALOG)が追加
  されました。
・Biz/Browserのメインメニューを変更するSetMenuメソッドが追加されました。
・SetMenuで設定したメニュー項目選択時に発生するMenuSelectedイベントが追加されました。
・現在のフォーカス所有オブジェクトを取得するGetFocusメソッドが追加されました。
・タイトルアイコンをアイコンファイルから指定できるSetIconメソッドが追加されました。
・SetIconで追加したアイコンを削除するResetIconメソッドが追加されました。
・HardCopyメソッドの$HC_VERSIONオプションで表示されるバージョン番号を3桁表記から4桁
  表記に変更しました。
・起動中は最大化、最小化ボタンを非表示になるようにしました。
障害修正
・サイズの大きいファイルのreadオブジェクトをPostShellEventの引数に渡すとアプリケー
  ションエラーになる問題を修正しました。
・Windows 7かつAero有効時、HardCopyメソッドでダイアログを印刷しようとした場合背面が
  印刷されてしまう問題を修正しました。
・ShowMenu($FALSE)が記述位置で動作が変化する問題を修正しました。
Dialogクラス 機能追加・仕様変更
・クローズボタンの活性、非活性の指定を行うCloseBoxプロパティが追加されました。
・タイトルバーボタンの活性、非活性の指定を行うControlBoxプロパティが追加されました。
・タイトルアイコンをアイコンファイルから指定できるSetIconメソッドが追加されました。
・SetIconで追加したアイコンを削除するResetIconメソッドが追加されました。
障害修正
・Resizeプロパティ$TRUE時、その子供のFormオブジェクトのサイズが理論値より小さくなる
  問題を修正しました。
・Dialogを作成して表示される前にDeleteするとアプリケーションエラーが発生する場合
  がある問題を修正しました。
Labelクラス 機能追加・仕様変更
・&をプレフィクスと解釈せずそのまま表示することを指定するNoPrefixプロパティが追加さ
  れました。
・Visible=$FALSE時はClickイベントが発生しないように変更されました。
・Active=$FALSEまたはVisible=$FALSE時はDroppedイベントが発生しないよう変更されま
  した。
Imageクラス 機能追加・仕様変更
・画像を回転処理するRotateメソッドが追加されました。
ImageLabelクラス 機能追加・仕様変更
・&をプレフィクスと解釈せずそのまま表示することを指定するNoPrefixプロパティが追加さ
  れました。
・Visible=$FALSE時はClickイベントが発生しないように変更されました。
・Active=$FALSEまたはVisible=$FALSE時はDroppedイベントが発生しないよう変更されま
  した。
ListBoxクラス 機能追加・仕様変更
・文字色を指定するFgColorプロパティが追加されました。
・背景色を指定するBgColorプロパティが追加されました。
Spreadクラス 機能追加・仕様変更
・行番号の列の幅の算出方法が変更されOS間誤差が少なくなるようになりました。
・RowLabelWidth=0かつRowLabelMode=$STD時1000行目がスクロールアウトした時点で列幅が変更
  されていたのをスクロールインの時点で変更するようになりました。 
・SelectionModeに意味のない0から2以外の値を指定するとエラーになるよう変更されました。
障害修正
・RowLabelMode=$Label指定時でも1000行目以降の列幅が変化してしまう問題を修正しました。
SpreadColumnクラス 機能追加・仕様変更
・Valueの型がFixedまたはNumberでかつHorizontalAlign=$STDの場合は画面も印刷も右寄せに
  なるよう統一されました。
EditObjectクラス 機能追加・仕様変更
・コピー可能かどうかを指定するCopyableプロパティが追加されました。
TextBoxクラス 機能追加・仕様変更
・Insキーにより挿入モードと上書きモードが切り替え可能になりました。
・キーワード設定による自動補完機能が搭載されました。
・補完機能を使用するかどうかを指定するAutoCompleteプロパティが追加されました。
・カーソル位置、選択位置の取得を行うGetSelectionメソッドが追加されました。
・カーソル位置、選択位置の設定を行うSetSelectionメソッドが追加されました。
・補完候補を追加するAddCandidateメソッドが追加されました。
・補完候補を削除するClearCandidateメソッドが追加されました。
・Maxlengthへ入力が達した場合発生するMaxlengthReachedイベントが追加されました。
・Valueの型がFixedまたはNumberでかつHorizontalAlign=$STDの場合は画面も印刷も右寄せに
  なるよう統一されました。
・ダブルクリック時スペースを単語区切りとして選択動作するようになりました。
障害修正
・SetIMEObjectを使用しIMEから入力し変換を確定せずに次の文字を入れると今までの入力が
  削除される問題を修正しました。
EditBoxクラス 機能追加・仕様変更
・Insキーにより挿入モードと上書きモードが切り替え可能になりました。
・カーソル位置、選択位置の取得を行うGetSelectionメソッドが追加されました。
・カーソル位置、選択位置の設定を行うSetSelectionメソッドが追加されました。
・HorizontalAligin=$CENTERまたは$RIGHTの場合は横スクロールバーは表示されないよう変更
  されました。
・Valueの型がFixedまたはNumberでかつHorizontalAlign=$STDの場合は画面も印刷も右寄せに
  なるよう統一されました。
・WordWrap=$FALSE時はダブルクリックすると全選択、WordWrap=$TRUE時はスペース、改行を
  単語区切りとして選択動作するようになりました。
DateEditクラス 機能追加・仕様変更
・スクリプトからのValue値の設定の際、Formatプロパティに合わせ値の補正を行う
  ようになりました。
・画面に表示されている文字列をそのまま取得するEditTextプロパティが追加されました。
障害修正
・カレンダー表示中、Alt+Tabキーで表示されるタスクリストにBiz/Browserが表示
  されない問題を修正しました。
・Shiftキーを押下しながら年号入力ができない問題を修正しました。
・AutoTab設定時、不正なキー入力でもフォーカス移動が発生してしまう問題を修正しました。
NumberEditクラス 機能追加・仕様変更
・フォーマット指定で固定リテラル含んでいる場合の全選択処理を改善しました。
・シングルクリックでは全選択にならないよう変更されました。
・カーソルキーにより小数点の後へ移動可能になりました。
障害修正
・電卓表示中、Alt+Tabキーで表示されるタスクリストにBiz/Browserが表示されない
  問題を修正しました。
・フォーカスが当たった際の選択範囲が状況により異なる場合がある問題を修正しました。
・コンテキストメニューの「すべて選択」コマンド実行時とフォーカスが当たった際の
  選択範囲が異なる問題を修正しました。
・コンテキストメニューの「切り取り」で選択範囲に関係なく全体がクリップボードに
  取り込まれる問題を修正しました。
・選択範囲がない場合でもCtrl+Xで切り取りが動作する問題を修正しました。
・電卓の入力可能桁数が入力の仕方によって変化する問題を修正しました。
StyleEditクラス 障害修正
・SetCursorメソッドが正常に動作しない問題を修正しました。
・SetKeywordStyleで正規表現を指定する場合、文字によりアプリケーションエラーが
  発生する問題を修正しました。
・スタイルを設定していない状態かつLineNumber=$TRUEの時ResetStyleすると行番号の
  フォントが変わる問題を修正しました。
・IMEZoomRatioが正常に動作しない問題を修正しました。
TextFrameクラス 機能追加・仕様変更
・HorizontalAligin=$CENTERまたは$RIGHTの場合は横スクロールバーは表示されないよう変更
  されました。
・Valueの型がFixedまたはNumberでかつHorizontalAlign=$STDの場合は画面も印刷も右寄せに
  なるよう統一されました。
・WordWrap=$FALSE時はダブルクリックすると全選択、WordWrap=$TRUE時はスペース、改行を
  単語区切りとして選択動作するようになりました。
・Active=$FALSEまたはVisible=$FALSE時はDroppedイベントが発生しないよう変更されま
  した。
SVGButtonクラス 機能追加・仕様変更
・&をプレフィクスと解釈せずそのまま表示することを指定するNoPrefixプロパティが追加さ
  れました。
ImageButtonクラス 機能追加・仕様変更
・&をプレフィクスと解釈せずそのまま表示することを指定するNoPrefixプロパティが追加さ
  れました。
CheckItemクラス 機能追加・仕様変更
・Layoutプロパティに$HORIZONTALかつラベルの文字列長に応じた最適化配置を行う
  $OPTIMALオプションが追加されました。
OptionItemクラス 機能追加・仕様変更
・Layoutプロパティに$HORIZONTALかつラベルの文字列長に応じた最適化配置を行う
  $OPTIMALオプションが追加されました。
PulldownListクラス 機能追加・仕様変更
・ドロップダウンするキーを指定するDropDownKeyプロパティが追加されました。
PulldownItemクラス 機能追加・仕様変更
・Layoutプロパティに$HORIZONTALかつラベルの文字列長に応じた最適化配置を行う
  $OPTIMALオプションが追加されました。
ComboBoxクラス 機能追加・仕様変更
・ドロップダウンするキーを指定するDropDownKeyプロパティが追加されました。
TabFrameクラス 機能追加・仕様変更
・Arrangement=$RAGGEDRIGHT指定時、最低幅が規定されていましたが撤廃されました。
TabFormクラス 機能追加・仕様変更
・タブ部分の文字色を指定するTabFgColorが追加されました。
・タブ部分の背景色を指定するTabBgColorが追加されました。
ListViewクラス 制限事項
Windows XP以降では利用しているコモンコントロールがVer.5からVer.6に変更されて
おり、Biz/Browser XE以前と描画に差異が発生します。

・Windows Vista以降のOSでCheckBoxes=$TRUE時、チェックボックスがVisualStyleの無効
  時でもOSの制限によりクラシック表示されません
・Windows Vista以降のOSではListStyle=SmallIconの時に、ListViewItemのValue表示位置
  がアイコンの中央に表示されます。
機能追加・仕様変更
・ListViewSubItemの表示位置がValueの型に影響されなくなりました。Number、Fixedの時の
  表示位置が左寄りに表示され、他の型と違いがなくなりました。
・ListViewHeaderのHorizontalAlignとColHorzAlignの機能差が無くなりました。どちらを
  指定してもヘッダ部とリスト部双方に作用します。
障害修正
・Windows XPにおいてDragStyleを$MOVEにしてItemをドラッグするとドラッグ対象のIcon
  以外が黒く表示される問題を修正しました。
FlexViewクラス 機能追加・仕様変更
・&をプレフィクスと解釈せずそのまま表示することを指定するNoPrefixプロパティが追加さ
  れました。
・スクロール位置の取得を行うGetScrollPosメソッドが追加されました。
・スクロール位置の設定を行うSetScrollPosメソッドが追加されました。
・スクロール時に発生するScrolledイベントが追加されました。
・FlexViewの幅以上にヘッダをドラッグして幅を広げられないよう変更されました。
障害修正
・イベントハンドラ内でGUIを操作するようなメソッド(SetFocusなど)を呼び出した場合ハ
  ングアップする場合がある問題を修正しました。
FlexButtonクラス 機能追加・仕様変更
・Active=$FALSE時に表示状態に反映するようになりました。
障害修正
・FlexRecordのBgColorとFlexButtonのBgColorが同じ時、偶数行だけフォーカス中の
  FlexButtonが選択色になる問題を修正しました。
FlexTextBoxクラス 機能追加・仕様変更
・ValueプロパティでUString型が使用可能になりました。
・コピー可能かどうかを指定するCopyableプロパティが追加されました。
障害修正
・Shiftキーを押しながら入力した場合AutoCursorMoveが効かない問題を修正しました。
・IMEModeを設定し、かつEditable=$FALSE時、開いたIMEをキーで閉じるとKeyDownイベント
  が発生する問題を修正しました。
FlexListBoxクラス 機能追加・仕様変更
・ドロップダウンするキーを指定するDropDownKeyプロパティが追加されました。
・Active=$FALSE時に表示状態に反映するようになりました。
FlexCheckButtonクラス 機能追加・仕様変更
・HorizontalAlignの指定がチェックボックスの位置にも作用するようになりました。
・VerticalAlign指定時、チェックボックスより文字のほうが大きい場合は、チェック
  ボックスを文字の中間に、チェックボックスのほうが大きい場合は、文字をチェック
  ボックスの中間になるよう変更されました。
・Active=$FALSE時に表示状態に反映するようになりました。
HttpSessionクラス 機能追加・仕様変更
・WebサーバへファイルをアップロードするPutメソッドが追加されました。
・Webサーバのファイルを削除するDeleメソッドが追加されました。
・HtmlViewとBiz/Browserのセッション共有を指定するSetSharedModeメソッドが
  追加されました。
FileSystemクラス 機能追加・仕様変更
・ファイルの日時を取得するGetFileTimeメソッドが追加されました。
・Copyメソッドでの進捗ダイアログの表示機能は廃止されました。またOSごとに
  異なっていた挙動が統一されました。
・Deleteメソッドでの進捗ダイアログの表示機能は廃止されました。またOSごとに
  異なっていた挙動が統一されました。
・Renameメソッドでの進捗ダイアログの表示機能は廃止されました。またOSごとに
  異なっていた挙動が統一されました。
TrayIconクラス 機能追加・仕様変更
・アイコンをアイコンファイルから指定できるSetIconメソッドが追加されました。
・SetIconで追加したアイコンを削除するResetIconメソッドが追加されました。
ProgressBarクラス 機能追加・仕様変更
・ポップアップウィンドウのメッセージ文字列を指定するMessagePopupプロパティ
  が追加されました。
・ポップアップウィンドウのメッセージ文字列の色を指定するPopupFgColorプロパ
  ティが追加されました。
・ポップアップウィンドウの背景色を指定するPopupBgColorプロパティが追加され
  ました。
・キャンセルボタンのタイトルを指定するCancelCaptionプロパティが追加されまし
  た。
・Popupメソッドにメッセージ文字列の表示/非表示を指定するオプションが追加され
  ました。
Encryptorクラス 機能追加・仕様変更
・暗号化アルゴリズムにEncryptor.CALG_BLOWFISH2が追加されました。
Decryptorクラス 機能追加・仕様変更
・暗号化アルゴリズムにDecryptor.CALG_BLOWFISH2が追加されました。
ExternalObjectクラス 機能追加・仕様変更
・.NET Frameworkのオブジェクトを利用できるExternalObjectクラスが追加されました。
ExtValクラス 機能追加・仕様変更
・.NET Frameworkとの値の型変換をサポートするExtValクラスが追加されました。
HttpAsyncSessionクラス 機能追加・仕様変更
・非同期通信をサポートするHttpAsyncSessionクラスが追加されました。
Compressorクラス 機能追加・仕様変更
・データ圧縮をサポートするCompressorクラスが追加されました。
Decompressorクラス 機能追加・仕様変更
・データ圧縮解凍をサポートするDecompressorクラスが追加されました。
STree/STreeItemクラス 機能追加・仕様変更
・TreeViewより操作が容易になったSTree/STreeItemクラスが追加されました。
HtmlViewクラス 機能追加・仕様変更
・HTMLやWebサイトを表示可能なHtmlViewクラスが追加されました。
SSpreadクラス 機能追加・仕様変更
・従来のSpreadやFlexViewを上回る高機能スプレッドシートクラスが追加されました。
PrintStreamDocumentクラス 障害修正
・プリンタにない用紙を設定したPSSをダイアログを表示させず印刷すると、エラーメッ
  セージが出ずに終了してしまう問題を修正しました。