PrintStream Core V4 リリースノート

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お気付きの点についてフィードバックをお寄せいただければ幸いです。
お寄せいただいたご意見、ご要望は、より良い製品を開発するために活用させていただきます。

※ "PrintStream"は、弊社帳票製品群に共通で利用される機能の総称です。本ドキュメントには、すべての帳票製品に共通の内容を記載しています。

変更履歴

ver4.0.0.1からver4.0.1.0への主な変更点
バージョン
  • PrintStream FormEditor 4.0.1.0
機能追加 FormEditor
  • プレビュー用のJavaランタイムを指定する機能が追加されました。
機能廃止 FormEditor
  • Java JREの同梱を廃止しました。帳票プレビューを行うために別途Java JDKまたはJREのインストールが必要となります。
ver4.0.0.0からver4.0.0.1への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 4.0.0.1
  • PrintStream FormEditor 4.0.0.1
機能追加 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • 日付フォーマットに元号「令和」を追加しました。
FormEditor
  • 日付フォーマットに元号「令和」を追加しました。
ver3.1.3.8からver4.0.0.0への主な変更点
メイン
追加機能
  • Unicode対応。
  • Feature Pack適応。
  • EditorにJava1.7を同梱。 
バージョン
(名称の変更)
  • PrintStream 4.0.0.0
  • PrintStream FormEditor 4.0.0.0
  • PrintStream for InternetExplorer 4.0.0.0
  • PrintStream Core 4.0.0.0
機能追加 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • psconnect.dllの.NET Frameworkバージョンのターゲットが.NET Framework 2.0から.NET Framework 4.0に変更されました。
  • setOutputStreamメソッドが追加され、生成された帳票イメージをファイルに保存せずにjava.io.OutputStreamに直接出力できるようになりました。
  • setDataメソッドに指定する印刷データにjava.io.Readerを指定できるようになりました。これにより、CSVファイルなどのテキストファイルで任意の文字コードを利用できるようになりました。
  • PDFの暗号化(setPdfEncryptionメソッド)、フォント埋め込み(setPdfEmbeddedFontメソッド)で、propertiesファイルを作らずにjava.util.Propertiesを指定できるようになりました。
  • javaのawtパッケージがロードされていない環境でも利用できるようになりました。
  • ライセンスファイルを実行時に指定できるようになりました。
  • ライセンス管理を変更しました。
  • 標準内蔵フォントに簡体字の「QFM Gothic CN」「QFM Mincyo CN」、繁体字の「QFM Gothic TW」「QFM Mincyo TW」、ハングルの「QFM Gothic KR」「QFM Mincyo KR」を追加しました。
FormEditor
  • インストーラー内にJre7を同梱いたしました。呼び出しは自動的にJre7が適応されます。
  • 帳票設計時に画像ファイルを背景に表示する「下敷き画像」機能が追加されました。
  • グリフファイル出力ツールで出力する文字を直接入力できるようになりました。
  • 印刷ウィザードからファイル入力を行う際、UTF-8ファイルを読み込めるようになりました。
  • PDFにロケール外のフォントを適応させるため、PDF出力時のフォント埋め込み情報ツールが追加されました。
  • エディットビュー上部に複数のファイルを開いておけるファイルタブを追加しました。
  • フィールド名、データ名の並び順がShift-Jis番号基準からUnicode番号基準に変更されました。
  • ライセンスファイルのファイル名が「licence.xml」固定である事が廃止されました。
  • テキスト方向を90度回転できる機能が追加されました。
  • 評価版の評価期限が30回起動から、30日起動に変更されました。
PrintStream for InternetExplorer
  • Layoutプロパティの機能が拡張され、ツールバー表示/非表示を設定できるようになりました。
  • HideToolbarButtonメソッド、DisableToolbarButtonメソッドが追加され、ツールバーのボタンの表示/非表示、活性/非活性が設定できるようになりました。
  • StateChangedイベントが追加され、印刷の進捗状況を受信できるようになりました。
障害修正 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • setLocaleメソッドの使用時にJavaVMのデフォルトロケールが一時的(submitメソッド実行中)に変更されてしまう障害を修正しました。この修正に伴いsetLocaleメソッドはstaticメソッドに変更されました。
FormEditor
  • スクリプトのエラー発生時にメッセージビューに表示されるエラーメッセージをダブルクリックしても対象行にジャンプしない障害を修正しました。
  • インストーラーが環境依存による文字化けを起こしてしまう障害を修正しました。
  • 特定のVLAN環境において、ライセンスファイルが無効になる障害を修正しました。
機能廃止 FormEditor
  • 旧製品Biz/PrintServerに関連する機能を廃止しました。(フォームファイルのアップロード機能、プレビュー用印刷モジュールの選択機能など)
  • インストール済みテンプレート、インターネット上のテンプレートを廃止しました。
  • テキストフィールドプロパティの文字ピッチの桁数指定の半角全角指定を廃止しました。今後は全て全角寄りに変更され、半角全角の区別なく均一割りで表示されるようになります。
注意事項
制限事項
Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • ODBC接続(ODBCデータベース)利用において、Unicode文字の使用はできません。
  • Unicode文字を利用したPSSファイルのプレビュー・印刷が可能なのは、PrintStream for InternetExplorerをご利用時のみです。(Biz/Browser上でのプレビュー・印刷は正しく行われません。)
  • PDF出力において、サロゲートペア文字は「■」に置換されて出力されます。

ver3.1.3.7からver3.1.3.8への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.8
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.3.8
障害修正 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • 複合フォーム使用時にページのプロパティの「複写紙」機能が正しく動作しない障害を修正しました。
ver3.1.3.6からver3.1.3.7への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.7
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.3.7
障害修正 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • バージョン3.1.3.5の障害修正(PrintStreamスクリプトの例外)により、メモリの使用量が増大してメモリが開放されない障害を修正しました。
FormEditor
  • タスクバーに格納(最小化した状態)から復帰したときに、ツールバーの表示が乱れる場合がある障害を修正しました。
ver3.1.3.5からver3.1.3.6への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.6
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.3.6
機能追加
  • PSSファイル(SVGファイル)に、バーコード固有の情報を埋め込む機能を追加しました。
  • Code128バーコードのASCII制御コードの入力に対応しました。
障害修正
  • Code128バーコードの[SHIFT]コードを使用すると、バーコードが正しく生成されない障害を修正しました。
  • QFMファイルを配置したフォルダ名によって、FormEditorでのプレビュー時にエラーが発生する場合がある障害を修正しました。
ver3.1.3.4からver3.1.3.5への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.5
障害修正 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • PrintStreamスクリプトの文字列処理関数(substring等)を使用したフォームファイルを指定し、複数のJavaスレッドから同時に実行した場合に、例外が発生して処理が中断してしまう場合がある障害を修正しました。
ver3.1.3.3からver3.1.3.4への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.4
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.3.4
障害修正 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • テキストフィールドの書式設定で、数値書式"N"の結果が不正となる場合がある障害を修正しました。
PrintStream for InternetExplorer
  • プリンタが未定義のPCでInternet Explorerの応答がなくなる場合がある障害を修正しました。
ver3.1.3.1からver3.1.3.3への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.3
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.3.3
機能変更 FormEditor
  • FormEditorで指定できるユーザ定義用紙の最小値を1x1cmに変更しました。
障害修正 Java印刷モジュール(PrintStream Core)
  • プリンタに表示される文書タイトルが文字化けする場合がある障害を修正しました。
  • setLocaleメソッドで指定したロケールが、実行しているJavaVMの動作に影響を与える障害を修正しました。
  • Internet Explorer 8を利用している場合に、IIS用サンプルのPrintStream for InternetExplorerが小さく表示される障害を修正しました。
標準印刷モジュール(Biz/PrintServer)
  • XMLをデータに使用して複合フォームやスクリプトのデータの先読み関数(GetRecordCount等)を使用すると、アプリケーションエラーの発生や、データが正しく取得できない場合がある障害を修正しました。
PrintStream for InternetExplorer
  • 1つのInternet Explorer上に繰り返しロードして印刷した場合に、Internet Explorerの応答がなくなる場合がある障害を修正しました。
  • Printプロパティを1(自動印刷)に設定した場合に、エラー発生時のメッセージが正しく表示されない障害を修正しました。
FormEditor
  • オブジェクトツリー上でリージョンの名前を変更した場合に、リージョン接続が不正になる障害を修正しました。
ver3.1.2.5からver3.1.3.1への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.3.1
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.3.1
注記 本バージョン以降のリリースノートでは、特定の製品にのみ関連する内容には以下のルールでその製品名をカッコ書きで併記しています。
  • "PrintStream Core SE"と併記されている場合は、PrintStream Core SEの内容です。
  • "PrintStream Core"と併記されている場合は、PrintStream CoreおよびPrintStream Core SEの内容です。
  • "Biz/PrintServer"と併記されている場合は、Biz/PrintServerの内容です。
  • 特に記載が無い場合は、共通の内容です。
機能追加
機能変更
  • .NETインターフェースの追加(PrintStream Core SE)
    Microsoft IISを利用したWebアプリケーションの.NETプログラム(C#、VB.NETなど)からの呼び出すためのライブラリを追加しました。
    また、.NETで作成されたサンプルを追加しました。

  • Javaサンプルの変更(PrintStream Core)
    Javaで作成されたサンプルをwar形式に変更しました。
    これにより、サンプルのJavaアプリケーションサーバへの導入が容易になりました。
    サンプルの種類に変更はありませんが、生成される印刷イメージファイルの処理方法を変更しています。
    なお、従来の形式のサンプル(setupsample.jar)は廃止しました。

  • PrintStream for InternetExplorerのプロパティ追加
    Resetプロパティを追加しました。
    PrintStream for InternetExplorerでは、クライアントで一度印刷した情報(プリンタ名など)を記憶し、次回印刷時の初期値になりますが、Resetプロパティを使用することにより、前回の情報をリセットすることが可能になりました。
障害修正
  • FormEditorのプレビューで印刷モジュールに「Java版」を使用している場合に、最後のページまでプレビューされずに終了してしまう場合がある障害を修正しました。
  • Java印刷モジュール(PrintStream Core)の利用時に、最大出力ページ数(FormEditorの「最大プレビューページ数」やAPIのsetMaxPagesメソッドなど)を指定すると、印刷モジュールが終了しない場合がある障害を修正しました。
  • Java印刷モジュール(PrintStream Core)の利用時に、テキストフィールドの書式設定を「数値」に設定して、書式文字列に*(アスタリスク)のみを設定した場合に、印刷結果が空欄になる障害を修正しました。
  • 出力されるSVGファイルのsvgタグにxlink名前空間宣言が出力されない障害を修正しました。
  • PrintStream for InternetExplorerによる印刷時に、PSSファイルのダウンロード中に印刷を開始すると印刷が途中で終了してしまう場合がある障害を修正しました。
  • 標準印刷モジュール(Biz/PrintServer)の利用時に、スクリプトを使用してデータの先読み関数(GetRecordCount等)を呼び出すと、特定の条件で常にレベル1のキーブレイク状態になる障害を修正しました。
ver3.1.1.4からver3.1.2.5への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.2.5
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.2.5
機能追加 全般
  • QRコード
    バーコードフィールドを拡張し、QRコードの作成、印刷に対応しました。

  • UCC/EAN128(標準料金代理収納)バーコードの最適化
    コンビニエンスストアでの公共料金等の支払いに利用されるUCC/EAN128バーコードについて、印刷品質を向上するための機能を追加しました。

  • PrintStream for InternetExplorerのプロパティ拡張
    HTMLから指定できるプロパティの種類を拡張し、印刷するプリンタや余白の設定などの初期値が変更できるようになりました。

  • FormEditorの環境設定の機能追加
    FormEditorによるプレビュー時に、印刷モジュールのコマンドライン引数が指定できるようになりました。

Java印刷モジュール(PrintStream Core)の機能追加
  • PDFへのフォント埋め込み
    PDFのフォント埋め込み機能に対応し、PDFでも任意のフォントを利用可能になりました。

  • 外字出力ツールの外字領域の拡張
    従来のShift-JISの外字領域に加え、UNICODEの私用領域を利用可能になりました。

  • グリフファイル
    新機能「グリフファイル」を利用することで、UNICODE固有の文字や機種依存文字をクライアント環境に依存することなく印刷できるようになりました。

  • propertiesファイル指定の拡張
    JDBC接続、PDFの暗号化、PDFへのフォント埋め込みの設定情報を指定するpropertiesファイルについて、コマンドライン引数やsetData()、setPdfEncryption()、setPdfEmbeddedFont()から指定する値にファイルのパスを指定できるようになりました。

機能変更
  • 出力されるSVGファイルにDOCTYPE宣言を追加しました。
  • 出力されるSVGファイルのsvgタグにxmlns属性を追加しました。
障害修正
  • Java印刷モジュール(PrintStream Core)をコマンドラインから起動した場合に、"/"(スラッシュ)から始まるパスを印刷データに指定すると正しく動作しない障害を修正しました。
  • PrintStream for InternetExplorerを使用したダイレクト印刷(Print=1)時に、前回印刷時に保存されている拡大縮小や余白の設定が反映されない障害を修正しました。
  • FormEditorでJava印刷モジュールを使用したプレビュー実行を繰り返すと、FormEditorが応答なしになる障害を修正しました。
  • Java印刷モジュール(PrintStream Core)で印刷データにXMLを利用する場合に、一部のデータが誤ったフィールドにマッピングされてしまう障害を修正しました。
  • 外字ファイル利用時に、外字部分が小さなフォントサイズで印刷されてしまう障害を修正しました。
    本バージョン以降のFormEditorで作成された外字ファイルを利用した場合と、以前のバージョンのFormEditorで作成された外字ファイルを利用した場合では、印刷結果に差異が生じる場合があります。
    以前のバージョンと印刷結果を一致させたい場合は、以前のバージョンのFormEditorで作成された外字ファイルをそのままご利用ください。
ver3.1.1.3からver3.1.1.4への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.1.4
Vista対応
  1. サポートOSの変更
    帳票設計ツールFormEditorについて、Windows Vista上での動作をサポートしました。

  2. Windows Vistaでのご利用上の制限事項
    1. ライセンスについて
      Windows VistaではUACによりProgram Filesフォルダへ以下の書き込みがユーザー別フォルダへ転送されます。
      このためライセンスツールにてライセンスを登録した場合もユーザーエリアへ転送されるため、他のユーザーでログインした場合ライセンスは無効(インストールされていない状態)となります。
      そのためログインするアカウント毎に再度ライセンスを登録していただくようお願い申し上げます。
      ライセンスファイルはそのマシン用のものであれば他のアカウントで使用したものと同じものが使用できます。

    2. Windows Vista以外のバージョンと、フォントの表示結果が異なる場合があります。
      詳細は「JIS X 0213:2004 対応と新日本語フォント「メイリオ」について」を参照ください。

    3. サンプルフォームファイルについて
      サンプルフォームファイルは、FormEditorのインストールディレクトリの下のSamplesに作成されますが、Windows VistaではProgram Files以下への書き込みが禁止となったため、編集することができません。
      サンプルフォームは、書き込み可能な場所へコピーしてご利用ください。

機能変更
  • FormEditorの設計画面上で、タブキーによるフィールド選択の移動順序を変更しました。
ver3.1.1.2からver3.1.1.3への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.1.3
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.1.3
障害修正
  • PrintStream for InternetExplorerやBiz/Browserによるプレビュー時に、印刷ダイアログの状態が保持されない場合がある障害を修正しました。
  • Java印刷モジュールでPDF生成時に印刷データが1件もない場合に、予期せぬ例外が発生する障害を修正しました。
  • FormEditorのフォームのアップロード機能で、印刷実行モードに旧バージョンの印刷モジュールが表示されてしまう障害を修正しました。
  • PrintStreamオンラインマニュアルの検索が機能しない障害を修正しました。
ver3.1.1.1からver3.1.1.2への主な変更点
バージョン
  • PrintStream 3.1.1.2
  • PrintStream for InternetExplorer 2.1.1.2
機能変更
  • Java印刷モジュールのライセンス登録機能が変更されました。
  • 帳票機能に修正はありません。
ver3.0.0.5からver3.1.1.1への主な変更点
PrintStream Ver3.1の新機能 PrintStream ver3.1では、Windowsサーバ以外のサーバでも動作可能な、Java印刷モジュールが追加されました。
これにより、従来製品(Windows版)ではできなかったWindows以外のサーバでも帳票生成が可能になりました。
その他にも、幾つかの機能改善、機能追加を行いました。

Java印刷モジュール
主な仕様
  • フォームファイルは、従来版(Windows版)と互換性があり、そのまま使用することができます。
  • jarファイル形式で提供されており、Javaプログラムからクラスライブラリとして呼び出すことが可能です。
  • SVG形式、PSS形式、PDF形式の出力に対応しています。
  • JDBC接続のデータベースを印刷データソースとして使用できます。
  • Biz/PrintServerの印刷モジュールとして登録することが可能です。
  • JDK1.3以上の環境が必要です。
機能制限
  • EMF形式、ESC/P形式の出力には対応していません。
  • 直接プリンタに印刷する機能には対応していません。
機能改善・機能追加
外字ファイル
  • OSに登録されている外字を独自形式の外字ファイル(拡張子.gar)に出力することができます。
  • 印刷モジュールに外字ファイルを指定することで、OSの外字を使用せずに外字ファイルから外字を呼び出すことができます。
  • サーバのOSに外字を登録する必要はありません。
  • Java印刷モジュールでは、OSの外字を使用することができません。外字ファイルを使用してください。
フォント情報ファイル
  • OSに登録されているフォントの幅情報を独自形式のフォント情報ファイル(拡張子.far)に出力することができます。
  • 主要4フォント(QFM Gothic、QFM Mincho、QFM TimesRoman、QFM Courier)以外のフォントを使用する場合に、フォント情報ファイルを使用することで、より正確な文字の描画を行うことができます。
  • サーバのOSにフォントを登録する必要はありません。
  • Java印刷モジュールでは、主要4フォント以外のフォントを使用する場合は、フォント情報ファイルを使用する必要があります。
PrintStreamスクリプトの機能変更
  • スクリプトの文字列関数について、文字数の数え方の仕様が厳密になりました。
  • 基本的な仕様として、文字列関数は全ての文字を全角、半角に関係なく1文字として扱います。
  • 新しい関数として関数名の最後にBの付く関数(charArB、substrBなど)が追加されました。これらの関数は、全角を2バイト、半角を1バイトとして扱います。
  • 従来の仕様との互換性のために、ScriptVersion関数が追加されました。"3.0"を指定すると、従来バージョンと同じ動作になります。
機能制限の削除
  • バーコードITFのチェックデジットの有無を選択可能になりました。
  • テキストフィールドの桁数指定ピッチで、改行、横倍角、横1/2角、密着なしが可能になりました。
  • テキストフィールドの桁数指定ピッチで、全角、半角が混在する文字列の指定が可能になりました。
  • テキストフィールドの桁数指定ピッチ、グリッドピッチで、プロポーショナルフォントが使用可能になりました。
PDFの機能制限の削除
  • テキストフィールドの倍角、1/2角が使用可能になりました。
  • テキストフィールドのグリッドピッチが使用可能になりました。
FormEditorの変更
  • 新しいライセンス認証方式に変更されました。
    それに伴い従来の「Biz-Collectionsライセンスマネージャ」は廃止となり、新たに「Biz-Collectionsライセンスツール」が用意されました。
    ライセンスの入手方法、登録方法については、「導入ガイド」をご参照ください。
  • 外字ファイルを出力する機能が追加されました。
  • 外部フォントファイルを出力する機能が追加されました。
  • プレビュー時の印刷モジュールを選択機能が追加されました。標準(Windows版)、Java版の選択に加えて、任意の印刷モジュールを選択することができます。
  • ページのプロパティにあった「出力の互換性」の機能が削除されました。旧バージョンでの印刷イメージを確認する場合は、上述の印刷モジュール選択機能を使用してください。
障害修正 FormEditor
  • スクリプト編集画面の行番号の上でマウスカーソルを消えてしまう障害を修正しました。
  • 複写紙の色設定が正しくできない場合がある障害を修正しました。
  • フォーム設計画面を最大化していないときに、スクリプト編集画面が表示されない場合がある障害を修正しました。
  • ODBCデータベースのソート条件設定画面で、順序番号が正しく設定されない障害を修正しました。
  • 印刷データの指定が無いフォームで、ページ分割の指定をするとプレビューが表示されない障害を修正しました。
  • ツールバーボタンのレイアウトが乱れる障害を修正しました。
PrintStreamスクリプト
  • RestorCursor()を2回続けて呼び出すとアプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
  • カーソルがデータの終端を指している状態(IsEod()==true)のときにGetValue()により最終行のデータが取得できてしまう障害を修正しました。
  • PDFで罫線の角の丸みの設定が正しく設定できない障害を修正しました。
バーコード
  • バーコードの8桁JANコードで左側に余白ができてしまう障害を修正しました。
  • バーコードの文字フォントが設計画面上とプレビュー画面上で異なる障害を修正しました。
その他
  • レコード区分を指定したCSVファイルで、グループ指定によるキーブレイクの設定を先頭列以外に指定したときに、正しくキーブレイクにならない障害を修正しました。
ver3.0.0.4からver3.0.0.5への主な変更点
バージョン 以下のモジュールが変更されました。
  • PrintStream 3.0.0.5
  • PrintStream For InternetExplorer 2.0.0.5
障害修正
  • バーコードを回転(90度、270度)させ、罫線を「上のみ」や「左のみ」に設定した場合に、余白(クワイエットゾーン)が正しく設定されない障害を修正しました。
  • フォントサイズが非常に大きい場合に、外字が印刷されない障害を修正しました。
  • 600dpi以外のプリンタを使用する場合に、バーコードを回転させると正しい位置にバーコードが印刷されない障害を修正しました。
  • 印刷データにXMLを使用している場合に、エンコードにEUC-JPを指定すると半角カナが文字化けする障害を修正しました。
  • テキストフィールドにグリッドピッチを指定して、横1/2角+中央寄せにすると、印字されない文字がある障害を修正しました。
  • テキストフィールドにグリッドピッチを指定して、横倍角または横1/2角を指定すると、アンダーラインの長さが正しく描画されない障害を修正しました。
  • バーコードのデータに&,<,>が含まれていると印刷できなくなる障害を修正しました。
  • 背景パターン(網掛け)を使用した場合に、複写紙の「背景は印字しない」の設定が反映されない障害を修正しました。
  • PDFで文字列に半角カナが含まれている場合に、アンダーラインの長さが正しく描画されない障害を修正しました。
  • PrintStream for InternetExplorer(ActiveX)の自動印刷機能を使用して印刷した場合に、印刷サイズの調整が強制的に「用紙に合わせる」の設定となる障害を修正しました。
  • FormEditorのプレビュー時の印刷ダイアログで、プリンタ等の初期値が正しく記憶されない障害を修正しました。
  • FormEditorのフィールドビュー上でフィールド名の編集中にCtrl+Xなどの編集操作を行うとアプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
  • プリンタが登録されていないコンピュータでFormEditorのプレビューを実行するとアプリケーションエラーが発生する障害を修正しました。
ver3.0.0.3からver3.0.0.4への主な変更点
バージョン 以下のモジュールが変更されました。
  • PrintStream 3.0.0.4
  • PrintStream For InternetExplorer 2.0.0.4
障害修正
  • イメージフィールドで存在しないイメージファイルを指定した場合に、PrintStream for InternetExplorerでプレビューすると他のイメージが入れ替わってしまう障害を修正しました。
  • スクリプトで配置オブジェクト(align)のhorzプロパティの値を参照した際に、左寄せで"right"、右寄せで"left"と間違って取得される障害を修正しました。
  • スクリプトでリージョンオブジェクトのMoveNextRegion関数、ToCurrent関数を実行するとフィルレコードが正しく表示されない障害を修正しました。
  • スクリプトのzenkaku関数で、半角カナの"バビブベボ"を変換すると"パピプペポ"になる障害を修正しました。
  • 書式設定で「数値」を指定した場合に、"*"(小数点以下の桁数を保持する)がマイナス値のデータでは機能しない障害を修正しました。
  • PDFでフィールド罫線を無しにして桁区切り線を設定すると、桁区切り線が表示されない障害を修正しました。
  • 印刷データにCSVファイルを使用している場合に、改行コードのみの最終行が無いデータで最終行が印刷されない場合がある障害を修正しました。
  • 複写紙の機能で2枚目や3枚目に「罫線は印字しない」の指定をしても斜め罫線が印刷されてしまう障害を修正しました。
  • JANバーコードでデータを8桁にして「チェックデジットの付加」を設定すると、文字が正しく印字されない障害を修正しました。
  • 特定のケースでバーコードの文字の色が黒以外になる障害を修正しました。
  • 背景パターンと罫線の角丸を同時に指定するとクリッピングが正しく行われない障害を修正しました。
  • FormEditorでHOMEキーとENDキーが使用できない障害を修正しました。
ver3.0.0.2からver3.0.0.3への主な変更点
バージョン 以下のモジュールが変更されました。
  • PrintStream 3.0.0.3
  • PrintStream For InternetExplorer 2.0.0.3
障害修正
  • 印刷時に指定のフォントサイズと解像度から換算される実効フォントサイズが小数点以下第2位以下の値を持つ場合、文字列の印刷結果に誤差が生じる障害を修正しました。
  • QFMファイルをサーバにアップロードする場合に、一部のQFMファイルでエラーメッセージ「xxx.qfmを作成できません」が表示され、アップロードができない障害を修正しました。
ver3.0.0.1からver3.0.0.2への主な変更点
バージョン 以下のモジュールが変更されました。
  • PrintStream 3.0.0.2
  • PrintStream For InternetExplorer 2.0.0.2
機能変更
  • プレビュー画面のショートカットキー操作に対応しました。
障害修正
  • 複合フォームで最終ページを指定し、印刷データにODBCまたは固定長テキストを指定すると、キーブレイク改ページが正しく行われない障害を修正しました。
  • スクリプトのsubstr、substring、substring2、charAtで範囲外の引数を指定すると、FormWriterがアプリケーションエラーとなる障害を修正しました。
  • スクリプトのtoUpperCase、toLowerCaseで日本語(2バイト文字)が不正に変換される障害を修正しました。
  • スクリプトのkana、katakanaで対象外の文字が不正に変換される障害を修正しました。
  • スクリプトのindexOf、lastIndexOfで日本語(2バイト文字)を使用すると、誤った結果を返す障害を修正しました。
  • ユーザ定義用紙が印刷できない障害を修正しました。
  • PrintStream For InternetExplorerでダウンロードの中断をすると、プレビューが途中で停止してしまう障害を修正しました。
PrintStream 3.0リリース
バージョン
  • PrintStream 3.0.0.1
  • PrintStream For InternetExplorer 2.0.0.1
PrintStream Ver3.0の新機能 PrintStream ver3.0は、より高品質な帳票印刷の実現と、帳票設計の生産性向上を目標に開発されました。

高精度印刷の実現
文字ピッチなど、詳細な印字位置の調整が可能です。
また、プリンタの解像度に左右されることなく、帳票設計時の見た目がそのままの形で印刷されます。

Biz/Browserとのシームレスな連携
新たに追加されたSVG(Scalable Vector Graphics)出力機能により、弊社製品"Biz/Browser"との連携が容易に行えます。

DocumentGenerator(PDF生成機能)の強化
従来の制約を取り払い、ほとんどの機能でプリンタ出力時と同じ結果をPDFにすることができます。

FormEditorの操作性向上
フィールドビューやカラーパレットなどの追加、自動レイアウト機能など、より使いやすい帳票設計ツールになりました。

PrintStream全般
テキストフィールドの機能強化
  • プリンタの解像度に関係なく、テキストの折り返し位置が常に同じになりました。
    これにより、デザイン画面とプレビューの結果が一致するようになります。
  • 文字ピッチ、行間ピッチが0.1ポイント単位で指定できます。
  • 文字数を指定した均等割り付けが可能です。
  • 金額などに使用する桁区切り線(全5種類)の印刷が可能です。
  • 時刻の書式で"AM/PM"、"午前/午後"が自動的に印字できます。
FormWriterのSVG出力に対応
  • 従来のEMF出力に代わり、SVGの出力に対応しました。これにより、Biz/Browser V4 との連携が容易になりました。
環境に依存しない外字印刷
  • 外字をベクトルデータとして扱うことにより、クライアント環境に外字をインストールすることなく、外字の印刷が可能です。(PDFについてはver2.6で対応)
バーコード出力機能の強化
  • ver2.6で追加されたCODE128、UCC/EAN128(コンビニ料金代理収納用)を含む全7種類のバーコードについて、縦書き、回転、文字の表示に完全に対応しました。
複数のレイアウトを持つフォーム作成
  • 表紙、目次、明細など、レイアウトの違う複数のフォームを扱うことができます。
  • 先頭ページや最終ページのみ使用するレイアウトを作成するだけで、自動的にレイアウトが変更されます。
  • より複雑なレイアウト変更にもPrintStreamスクリプトに追加されたOnPageChangeイベントハンドラなどを使用して実現できます。
固定長テキストデータの機能強化
  • 印刷データとして使用される固定長テキストデータの使用方法が拡張されました。
  • 複数のレコード区分を別レコードとして定義することが可能です。
  • データの区切り位置(バイト)を重複して定義することが可能です。
PrintStreamスクリプトの新関数
  • OnPageChangeイベントハンドラが追加されました。
  • 印刷データのフェッチカーソルを制御するための関数が追加されました。
  • 複合フォームの詳細な操作をするための関数が追加されました。
FormEditor
ツールバー、ビューの追加
  • フィールドの構造が一覧できるフィールドビューや、各種メッセージを表示するアウトプットビューが追加されました。
  • カラーパレットや罫線設定ツールバーにより、プロパティダイアログを開かずにフィールドの色や罫線の設定できます。
  • フィールドレイアウトツールバーにより、フィールドの位置やサイズなどを自動的にレイアウトすることができます。
印刷プレビューの機能強化
  • サムネイル表示機能が追加されました。
  • マウスのドラッグによるスクロールができます。
UNDO、REDO機能
  • フィールド操作のUNDO、REDOに対応しました。
スクリプトエディタの機能強化
  • 任意のフォントが設定できます。
  • ブレース間移動、マーカー設定ができます。
その他、操作性向上のための様々な変更を行いました。

DocumentGenerator PrintStream
バーコードに完全対応
  • PDFでも全7種類のバーコードについて、縦書き、回転、文字の表示に完全に対応しました。
制限の削除
  • 罫線の角丸や斜め罫線に対応しました。(ver2.6)
  • テキストフィールドやイメージフィールドのクリッピング処理に対応しました。
PrintStream for InternetExplorer
サムネイル表示
  • 各ページの概要が一覧できるサムネイルが追加されました。
  • ページやサムネイル上でマウスのドラッグによるスクロールができます。
自動印刷
  • プロパティに自動印刷を指定することにより、印刷ダイアログを表示することなく自動的に印刷することができます。