Biz/Browser XE、Biz/Designer XE は、前バージョンBiz/Browser、Biz/Designer
の機能を大幅に向上させました。
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【情報セキュリティ機能強化】 |
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従来のhttps通信に加え、シングルセッション、データの暗号化、復号化、ハッシュ値の生成、PrintScreenキーによるハードコピーの抑止、UUIDの生成などセキュリティに関する多くの機能を追加しました。これらを組み合わせることで高いセキュリティ対策をアプリケーションに加える事が可能となり、より信頼性の高いシステムを構築することができます。 |
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【多国語対応】 |
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日本語、英語、中国語(簡体字/繁体字)、韓国語に対応しました。
多言語対応のアプリケーション開発を容易にするため、外部リソース定数($$シンボル)機能を言語仕様として追加しました。
外部リソース定数を利用することで、CRSアプリケーション中に文字列を直接記述する必要が無くなり、別に定義されるXMLファイルをコンパイル時に参照して具体的な文字列を特定します。XMLファイルを言語別に用意するだけでCRSファイルを変更することなく、表示内容を日本語、英語、中国語、韓国語と変えることができます。 |
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【接続ライセンス認証機能】 |
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接続ライセンス証明書での接続単位のライセンス管理に対応しました。
クライアント数の増減に対する柔軟な対応、また、ASP/コンシューマ向けシステムなどへの対応も可能となりました。 |
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【ユーザビリティの強化】 |
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より使いやすいアプリケーションを実現するため、GUI機能の拡張を行いました。 |
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長文編集に適した、StyleEditクラスの追加 |
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文書を整形する機能、TypeSetterクラスの追加 |
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ドラッグドロップ機能の追加 |
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FlexViewクラスの機能追加 |
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マウスカーソルの指定 |
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任意のフォントの利用 |
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DateEdit、NumberEditなど既存クラスの改良など |
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また、拡張されたGUIにともない、より広範なアプリケーション開発に対応するため、プラグインによる機能拡張、SMTPとPOP3を使った通信機能を追加しました。電子メールの標準的なプロトコルであるSMTPとPOP3に対応したメーラプログラムを作ることもできますが、HTTPに代わるデータ通信の媒体として利用することもできます。例えば、簡単なサーバプッシュ型のデータ通信を既存のインフラを使って実現することが可能です。 |
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【デザイン機能の向上】 |
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デザインビュー:インライン編集による画面デザインの効率化 |
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プロパティビュー:カテゴリ別表示を追加。用途に応じてアルファベット順との切替が可能 |
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プロジェクト設定:Biz/Browserのフォント設定機能に対応した「フォントマップ」機能を追加 |
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ソース管理:SSH経由のアクセスに対応し、よりセキュアなソース管理を実現 |
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【ウォッチビューの改善によるデバッグ効率の向上】 |
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ステップ実行時のスピードを改善 |
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プロパティ欄をウォッチリストへ変更 |
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シンボル登録型ウォッチリストへの変更により、複数オブジェクトの同時参照や下位オブジェクトへのドリルダウン参照 |
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シンボルによるvar変数の参照 |
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ウォッチリストへの登録をドラッグ&ドロップを基本とし、直感的な操作 |
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ウォッチリスト:編集機能による新たなオブジェクトや配列要素の参照 |
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ウォッチビューからスクリプト上のオブジェクト定義位置へのジャンプ |
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クラスウィンドウによる派生関係の確認とクラス定義位置へのジャンプ |
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スクリプトペイン上でvar変数の内容をポップアップ表示 |
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【スクリプトペインの機能向上】 |
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補完機能向上
グローバル空間のオブジェクトへの補完
クラス内で定義したオブジェクトへの補完
ステートメントの補完
オブジェクト定義のFunction引数ガイドの追加
メソッドをオーバーライドしたFunctionの補完と引数ガイドの追加 |
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動的な文字コードの指定 |
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ファイル形式に応じたエディタ表示の自動変更 |
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スクリプト印刷機能を追加 |
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【プロジェクト管理】 |
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他の開発ツールとの共存を考慮し、プロジェクト毎にソース管理の有効/無効を設定可能 |
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読み込み時間の短縮 |
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「リソースファイル」形式を追加 |
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【ネットワーク】 |
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帯域制限シミュレーション機能を追加 |
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アーカイブに加え、プラグインDLLの読み込みに対応 |