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  マイクロソフトIME(MS-IME)使用時の変換や再変換動作について 2013/02/14 最終更新

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マイクロソフト社のIME(MS-IME)を使用している環境で、MS-IMEのバージョンによっては、入力オブジェクト上で変換や再変換を行った際に、動作が不安定になる事象が確認されましたので報告いたします。

[ 事象例 ]
 

不正な変換が行われる
  (まったく異なる言葉に変換される等)
 

不正な変換候補が表示される
  (まったく異なる言葉の変換候補が表示される等)
 

不正な文節で変換が行われる

 

Biz/Browserがフリーズする

[ 条件 ]
 

以下2つの条件に当てはまる環境で、Edit系クラスのString型オブジェクトに入力された文字の変換や再変換を行った場合

 

Microsoft IMEやMicrosoft Office IMEを利用している
※以下のバージョンで現象が発生する事を確認しています。
 Microsoft IME 10.0 ・ Microsoft IME 10.1
 Microsoft Office IME 2007 ・ Microsoft Office IME 2010

 

Biz/Browser V シリーズを利用している

[ 要因 ]
 

Edit系クラスのString型オブジェクトに入力された文字の文字コードはShift_JISだが、
IME側ではUnicodeの文字として変換や再変換を行うために誤動作が発生している。

[ 対処方法 ]
以下、どちらかの方法を実施してください。

 

Edit系クラスのオブジェクトのValueTypeを『UString』にする。

 

本件の対処バージョンであるBiz/Browser V ver5.0.2.0へバージョンアップする。