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Biz/Designerに関する障害レポート


 10315 Cドライブ直下に「BizBrowser.core」が出力される  

対象バージョン Biz/Designer V Ver 5.0.2.0

障害内容 try...catch文に囲まれた範囲で例外が発生するCRSがBiz/Designer上で実行された際に「BizBrowser_XXXX_XXXX.core」形式のファイルがCドライブ直下に出力される。
例えば、CRSファイルがBiz/Designer上で開かれた場合や保存された場合、またデザインペインを表示したタイミング等で発生する。
  Windows Vista以降のOSを利用している場合は、セキュリティの関係上、 Cドライブではなく以下の場所へ出力される場合があります。
    [出力フォルダ]
 C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Local\VirtualStore

[サンプルスクリプト]
Form Form1 {
  Width = 400;
  Height = 300;
  
  try{
    /* 例外発生箇所 */
    var a = b();
  }catch(e){
    print(e.Message);
  }
}

要因 Biz/Browser V ver 5.0.2.0から「BizBrowser.core」の出力をコマンドラインパラメータの設定で制御する機能が追加されたが、その機能がBiz/Designer上で不正に動作し、「BizBrowser.core」が出力されていた。

対処方法
(方法1) 例外が発生しないようにスクリプトを修正する。
 
(方法2) 例外が発生する部分を「if( !$DESIGNTIME ) {...}」で囲む


[サンプルスクリプト]
Form Form1 {
  Width = 400;
  Height = 300;
  if ( !$DESIGNTIME ) {
    try{
      /* 例外発生箇所 */
      var a = b();
    }catch(e){
      print(e.Message);
    }
  }
}
 
(方法3) 改修バージョンへバージョンアップ

改修バージョン

Biz/Designer V Ver 5.0.2.1


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