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Biz/Browserに関する障害レポート


 9008 Root.ShowMenuメソッドが『FALSE』に設定されているとBiz/Browserのウィンドウが指定位置に移動しない 

対象バージョン Biz/Browser V Ver 5.0.0.0

障害内容 以下のように、Root.ShowMenuメソッドを『FALSE』に設定した状態で、Biz/Browserのウィンドウの表示位置を設定しても、画面が設定した位置に表示されない。

[サンプルスクリプト1]
  Form Form1 {
    X = 0;
    Y = 0;
    Width = 400;
    Height = 300;

    if ( !$DESIGNTIME ) {
    /* メニューバー・非表示 */
    //.ShowMenu( $FALSE);

    /* デスクトップの中央に表示する */
    //.X = (//.GetDesktopWidth() - //.Width) / 2;
    //.Y = (//.GetDesktopHeight() - //.Height) / 2;
    }
  }

要因 Root.ShowMenuメソッドによるメニューを非表示にさせる設定とのタイミングの問題でRoot.XプロパティとRoot.Yプロパティの値が、最初にウィンドウを表示した位置(値)で上書きされてしまい、指定したRoot.XプロパティとRoot.Yプロパティの値が無効となっていた。

対処方法 (方法1) syncObject関数を利用してGUI(画面)への更新を行った後、Root.XプロパティとRoot.Yプロパティの値を設定する。

[サンプルスクリプト2]
  Form Form1 {
    X = 0;
    Y = 0;
    Width = 400;
    Height = 300;
  
    if ( !$DESIGNTIME ) {
    /* メニューバー・非表示 */
    //.ShowMenu( $FALSE);
    
    /* GUIへの値の反映 */
    syncObject();
    
    /* デスクトップの中央に表示する */
    //.X = (//.GetDesktopWidth() - //.Width) / 2;
    //.Y = (//.GetDesktopHeight() - //.Height) / 2;
    }
  }

(方法2) 改修バージョンへバージョンアップを行う。

改修バージョン

Biz/Browser V Ver 5.0.1.0


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