ここでは、開始ページと終了ページについて説明します。
開始ページ
複合フォームの設定で「先頭フォームを開始ページとして処理する」をチェックすると、リージョン接続の先頭にあるリージョンを含むフォームは、開始ページとして処理されます。
開始ページに設定されたフォームは、最初の1回のみ使用されます。
(例)
開始ページ |
|
|
|
ページ番号 |
出力されるフォーム |
---|---|
1 |
フォーム1(開始) |
2 |
フォーム2 |
3 |
フォーム3 |
4 |
フォーム4 |
5 |
フォーム2 |
6 |
フォーム3 |
7 |
フォーム4 |
8 |
フォーム2 |
・ ・ |
・ ・ |
フォーム1は最初のページのみ出力され、以降はフォーム2→フォーム3→フォーム4→フォーム2・・・と繰り返される。
最終ページ
複合フォームの設定で「最終フォームを最終ページとして処理する」をチェックすると、リージョン接続の最後にあるリージョンを含むフォームは、最終ページとして処理されます。
最終ページに設定されたフォームは、最後の1回のみ使用されます。
(例)
|
|
|
最終ページ |
ページ番号 |
出力されるフォーム |
---|---|
1 |
フォーム1 |
2 |
フォーム2 |
3 |
フォーム3 |
4 |
フォーム1 |
5 |
フォーム2 |
6 |
フォーム3 |
7 |
フォーム1 |
・ ・ |
・ ・ |
N |
フォーム4(最終) |
フォーム1→フォーム2→フォーム3→フォーム1・・・と繰り返され、最後のページのみフォーム4が出力される。
開始ページ+最終ページ
開始ページ、最終ページの両方をチェックすると、以下のような動作になります。
(例)
開始ページ |
|
|
最終ページ |
ページ番号 |
出力されるフォーム |
---|---|
1 |
フォーム1(開始) |
2 |
フォーム2 |
3 |
フォーム3 |
4 |
フォーム2 |
5 |
フォーム3 |
6 |
フォーム2 |
7 |
フォーム3 |
・ ・ |
・ ・ |
N |
フォーム4(最終) |
フォーム1は最初のページのみ出力され、以降はフォーム2→フォーム3→フォーム2・・・と繰り返され、最後のページのみフォーム4が出力される。
開始ページ、最終ページの指定なし
開始ページ、最終ページのどちらもチェックしないと、以下のような動作になります。
(例)
ページ番号 |
出力されるフォーム |
---|---|
1 |
フォーム1 |
2 |
フォーム2 |
3 |
フォーム3 |
4 |
フォーム4 |
5 |
フォーム1 |
6 |
フォーム2 |
7 |
フォーム3 |
8 |
フォーム4 |
・ ・ |
・ ・ |
フォーム1→フォーム2→フォーム3→フォーム4→フォーム1・・・と単純に繰り返される。
最終ページ判定について
最終ページの指定では、改ページごとに「データの残り行数が最終フォームに入りきるか」という判定を行います。入りきらない場合は次のフォームを、入りきる場合は最終フォームを出力します。
そのため、フォームとリージョンの作り方によっては、以下のような条件が発生する場合があります。
・最終フォームにはレコードが入りきらない
・次のフォームには入りきってしまった
この場合は、空の最終フォーム(出力レコードの無いフォーム)が出力されます。