一般的なアプリケーションでのテキストの描画は、出力先の解像度によって結果が変わることがあります。
例えば、画面上である枠内に表示されているテキストを実際に印刷してみると、枠をはみ出してしまうような現象です。
これは、画面の解像度とプリンタの解像度の違いにより発生します。
テキストの描画位置は整数値で扱われます。そのため、解像度によって文字の幅に差異が発生する場合があります。
PrintStreamではこの問題を解決するため、内部処理を数値型で行っています。
そのため、PrintStream FormEditorの設計画面とプレビュー画面で、テキスト描画に差異が発生しません。
PrintStreamでは、以下のフォントをプリセットフォントとして定義しています。
プリセットフォントを使用する場合、内部でフォント情報を保有しているため、
サーバーに対し、フォント情報ファイルの設定が不要となります。
・QFM Gothic （MS ゴシック）
・QFM Mincho （MS 明朝）
・QFM TimesRoman （Times New Roman）
・QFM Courier （Courier New）
・QFM Gothic JP （MS ゴシック）
・QFM Mincho JP （MS 明朝）
・QFM Gothic CN （SimHei）
・QFM Mincho CN （SimSun）
・QFM Gothic TW （PMingLiU）
・QFM Mincho TW （MingLiU）
・QFM Gothic KR （DotumChe）
・QFM Mincho KR （BatangChe）
・MS P ゴシック
・MS P 明朝
帳票イメージを生成するサーバに使用しているフォントが登録されていない場合は、正しい印刷イメージが作成できません。
帳票でフォントの種類に制約が無い場合は、なるべくプリセットフォントを使用することを推奨します。
※プリセットフォント以外のフォントを使用する場合は、フォント情報ファイルが必要です。
※通常のPDF利用ではプリセットフォントのみが使用できますが、フォント埋め込みを使用すれば、それ以外のフォントも利用できます。