外字ファイルはPrintStream独自形式のファイルで、外字描画のための情報が格納されています。
外字ファイルは、PrintStream FormEditorで作成することができます。
外字ファイルを使用すると、印刷イメージを生成するサーバのＯＳへの外字の登録が不要になります。
帳票設計者のコンピュータ上で作成された外字を外字ファイルに出力し、その外字ファイルをサーバに配置します。
PrintStreamは、印刷イメージ作成時に外字ファイルの指定があると、外字ファイル情報を読み込み、外字を印刷イメージに埋め込みます。
印刷イメージを表示、印刷するコンピュータは、既に外字が埋め込まれた印刷イメージを読み込むため、外字を登録する必要はありません。
つまり、外字を登録する必要があるコンピュータは、PrintStream FormEditorを使用する帳票設計者のコンピュータのみとなります。
外字ファイルを使用することにより、帳票設計者のコンピュータで外字を一括管理することができます。
※外字ファイルを使用する場合は、太字、斜体の属性が無効になります。太字や斜体を指定しても通常の文字が出力されます。
※PDFへのフォント埋め込みを使用する場合、フォントによっては外字ファイルによる外字が正しい位置に描画されない場合があります。PDFで外字ファイルを利用する場合は、正しく描画されるフォントを選択してください。