レコードの印刷領域を表します。リージョン内に定義したレコードは、印刷データ1件ごとにリージョン内に敷き詰められます。レコードがリージョンの範囲を超えて印刷されることはありません。
リージョンはページ上のみ定義することができ、別のリージョンやレコードと重なる位置には定義することはできません。
リージョンが1つの短形では表現できない場合、複数のリージョンを作成して接続することができます。リージョンを接続した場合、最初のリージョンからレコードが書き込まれ、そのリージョンの終端に達した場合、次のリージョンに書き込まれます。
リージョンの接続は、接続が循環しない限り幾つでも行うことができます。タックシール形式の帳票を印刷する場合にも、リージョン接続を利用すると便利です。
リージョン内のレコード配置が縦方向の場合は接続しているリージョンの横幅はすべて等しくする必要があり、リージョン内のレコード配置が横方向の場合は接続しているリージョンの高さはすべて等しくする必要があります。また、接続するすべてのリージョンのレコード配置方向は一致させる必要があります。
以下にリージョンのプロパティを示します。
・レコード配置
リージョン内にレコードを敷き詰める方向を「横方向」「縦方向」から選択します。
・リージョン接続を使用する
複数のリージョンを接続する場合に設定します。
・接続先リージョン
複数のリージョンを接続する場合、次のリージョンの名前を指定します。