印刷データにODBCを利用する場合、実行パラメータを検索条件として使用することができます。
ウィザードを使用して検索条件に指定する場合
検索条件を指定するダイアログで、値のプルダウンリストに実行パラメータの一覧が表示されます。
実行パラメータを選択することで、印刷実行時には実行パラメータの値が検索条件となります。
SQLを記述する場合
SQL文の任意の場所に実行パラメータを指定できます。実行パラメータは、「$(<パラメータ名>)」という書式で指定します。
例えば、WHERE句の等価条件として指定する場合は、
WHERE 列名 = $(param1)
のようになります。
実行パラメータは、設定された文字列を単純に置換します。列のデータ型が文字列の場合は、'$(param1)'のようにシングルクォーテーションなどで囲む必要があるので注意してください。
実行パラメータは、SELECT句やFROM句など、条件式以外でも使用できます。SQL文全体を実行パラメータとして渡すことも可能です。