プロジェクトファイルはアップロード時にバイナリファイルとしてリポジトリに登録されます。
これはプロジェクトファイルが競合した場合、プロジェクトがローディング不可能になるのを避ける目的があります。
このため、バイナリファイルの特性に基づきプロジェクトファイルは常にリポジトリのマスターファイルが真となります。
例えばローカルでプロジェクト構成の変更を行ったが、リポジトリに格納する前に他クライアントからすでにプロジェクト構成の変更をリポジトリに格納されていた場合、リポジトリと同期を取った時点でローカルの更新は破棄されマスターのものに入れ替えられることになります。
このためプロジェクトの構成に影響を与える、新規ファイルの作成やプロジェクトビューでのフォルダの作成、移動などは開発者間で競合が起こらないよう注意して運用する必要があります。
プロジェクトファイルに変更を与える操作(ファイルの追加やフォルダの移動など)を行った場合、Biz/Designerはまず自動的にリポジトリからプロジェクトファイルを更新します。
その後、もし先だって他者にプロジェクトファイルを更新されている場合、共有ディレクトリ開発モードと同様プロジェクト操作にロックが掛かり、プロジェクトファイルの再読込を行わない限りプロジェクト操作ができなくなります。
他者からの変更がない場合、ローカルのプロジェクトファイルに変更を保存し、さらに自動的にリポジトリへ登録を行います。