SSH(Secure SHell)とはネットワークを介してサーバにログインし暗号化通信を行うプログラムです。
CVS自身には暗号化通信を行う機能は実装されていませんが、このSSHを経由して通信を行うことにより、堅牢なログイン制御や暗号化通信を実現することが可能です。
当然ながらサーバ側にもSSHサーバを立て、通信を受け付ける準備が必要になります。
フリーソフト・市販品合わせて各種SSHクライアントが発表されています。Biz/Designerと合わせてSSHクライアントを入手、およびインストールを行ってください。
各SSHクライアントに従い、認証キーの作成、設定を行います。
常駐認証エージェント等を使用する場合それを起動しておきます。
「ソース管理」メニューの「設定」コマンドを実行します。
「SSH経由の通信で利用するアプリケーション」にインストールしたSSHクライアントを指定します。
「ソース管理」メニューの「プロジェクトのダウンロード」コマンドを実行します。
ダイアログ内の「CVSサーバ」を選択し、さらに「SSH経由でアクセスする」をチェックします。
「実行」ボタンを押すと指定されたSSHクライアントを経由しプロジェクトをダウンロードします。
SSHクライアントにより認証を求められる場合があります。
以降SSHモードで取得されたプロジェクトはすべての操作をSSH経由で行うようになります。
SSHを経由したプロジェクトのアップロードもダウンロード同様に行うことができます。