新規にDialogオブジェクトを最上位とするファイルを作成します。
ダイアログ作成時には自動的に下位にFormオブジェクトも作成されます。
新規にFormオブジェクトを最上位とするファイルを作成します。
新規にDocオブジェクトを最上位とするファイルを作成します。
新規にCRSファイルを作成します。ダイアログなどとの違いは、GUI編集画面を持たないことです。
Function定義などの非画面系オブジェクトの定義やグローバル値の定義などに利用します。GUI編集画面を持たないこと以外はダイアログなどと同様にオブジェクト補完、ブレークポイントなどの機能を持ちます。
新規にパッケージ、クラス定義を作成します。必ず最上位がPackageステートメントから始まらなければなりません。
通常のCRSファイルとの違いは、オブジェクトビューでのパッケージ・クラス定義のサポートが受けられることです。
CRSファイルでもパッケージ・クラス定義は記述できますが、パッケージ・クラスはオブジェクトでは無いためオブジェクトビューでのサポートを受けることはできません。
新規にテキストファイルを作成します。
テキスト編集以外のCRSに関する機能は使用できません。
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ワンポイント:テキストファイルとして作成したファイルをCRSファイルとして認識させるには、一度プロジェクトから解放し、拡張子をcrsに変更した後プロジェクトに追加します。 |
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新規にリソースファイルを作成します。
新規作成時にスケルトンとしてXMLの宣言文が自動的に挿入され、また文字エンコーディングが標準でUTF-8に設定されます。
それ以外は通常のテキストファイルと同じです。
新規にブックマークを作成します。
Biz/Designerにおけるブックマークとは、ディスクファイルへ参照を意味し、フォルダへのパスとファイルフィルタを持ちます。
代表的な利用法としてはサーバプログラムの入ったフォルダにブックマークを関連付け、Biz/Designerよりサーバプログラムを参照・編集、ユーザーツールを用いてコンパイルなどを行い開発環境をシームレスに結合することができます。
なおブックマークはユーザー別に管理され、他のユーザーが設定したブックマークはプロジェクトには表示されません。
ログビューとブックマークの連動機能によりサーバプログラムと連携したデバッグが可能になります。
リンクするフォルダを指定します。
ファイルフィルタをワイルドカード形式で指定します。複数の条件は","(カンマ)で区切ります。(例: *.jsp, *.asp)
チェックすると隠し属性の付いたファイルも表示します。
チェックするとシステム属性の付いたファイルも表示します。
参照:プロジェクトビュー、ユーザーツール、統合デバッグ環境
追加されたエディタエクステンションで編集可能なファイルを作成します。
参照:エクステンションによる機能追加
既存のファイルをプロジェクトに組み込みます。「ファイルを開く」ダイアログで指定します。
複数のファイルを選択し、一度に追加を行うこともできます。
ファイルの種別はBiz/Designerが自動的に判断し適切なカテゴリに挿入します。
選択されたファイルをプロジェクトから解放します。ファイルは削除されません。
プロジェクトをアーカイブしCAR(CRS Archive)ファイルを作成します。ダイアログで出力先を指定します。
アーカイブには後述の「プロジェクト情報」で指定した情報が埋め込まれます。
実行結果はアウトプットビューに表示されます。
参照:CARファイルの作成
プロジェクトの諸設定を行います。「プロジェクトの設定」ダイアログにて行います。
プロジェクト名やネットワーク、アーカイブのための基本設定を行います。
プロジェクト名を変更する場合はここで指定します。
プロジェクトファイルがあるフォルダへのパスです。
[...]ボタンで対象フォルダを開きます。
実際にアプリケーションを配置するWebサーバのURLを設定します。
Biz/Designerはテスト実行時このURLにプロジェクトフォルダをマッピングしテスト実行時Biz/BrowserからのWebサーバへのアクセスをシミュレートします。
Biz/BrowserからこのURLに対しファイルの要求があるとプロジェクト内から該当ファイルを探し、Biz/Browserに返送します。
要求ファイルがプロジェクト内に存在しない場合、Biz/DesignerはURLの示す実サーバにアクセスしファイルの取得を試みます。
この欄に何も記入しなかった場合、Biz/Designerは暗黙に"http://bizdesigner/[プロジェクト名]_[連番]/"にマッピングを行います。
注意
Internet Explorer 7以降がインストールされた環境ではマッピングするURLに”localhost”または”127.0.0.1”を含むURLを指定してローカルで動作しているアプリケーションサーバなどに正常にアクセスできない場合があります。
それはBiz/Designerからのデバッグ時、Biz/BrowserはBiz/Designerをプロキシサーバと見なし通信を行いますが、Internet Explorer 7以降で提供された通信モジュール(WinInet)では”localhost”、”127.0.0.1”使用時にプロキシサーバを経由することが不可能になったため、Biz/Browserは自動的にlocalhostや127.0.0.1をコンピュータ名に置換することに起因します。
アプリケーションサーバをローカルマシンで使用する場合は、上記問題を[実行]メニューの[ネットワークの設定]で[コンピュータ名をlocalhostに置き換える]をチェックすることで回避することが可能です。
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ワンポイント:CRSファイルのアクセス時は開発中のCRSを用い、CGIなどのサーバプログラム要求は実サーバに処理させて、完成プログラムと開発プログラムを混在させてデバッグすることができます。 |
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複数プロジェクトでの開発時にこのプロジェクトがアプリケーションの起点になることを指定します。
テスト実行時Biz/Browserはまず指定されたプロジェクトにマッピングされたURLにアクセスを試みます。
テスト実行時Biz/Browserは起動時にスタートアッププロジェクトにマッピングされたURLの"menu.crs"ファイルを要求しますが、それをプロジェクト内のCRSファイルへ変更します。
これによりアプリケーションの実行起点を自由に設定できます。
スタートアップCRSファイルを指定します。プロジェクトフォルダを起点とした相対パスで指定します。
パス区切りはURL書式の"/"です。ファイルパス区切り"\"は自動的に"/"に置換されます。
また、プロジェクトをアーカイブした場合、そのアーカイブをBiz/Browserがlogin()メソッドでロードした場合の自動実行CRSファイルの指定も兼ねています。
プロジェクトフォルダを起点とした相対パスで指定します。
プロジェクトをアーカイブした場合、そのアーカイブをBiz/Browserがimportステートメントでインポートした場合の自動実行CRSファイルを指定します。
通常アーカイブでパッケージ・クラス定義を行い、そのアーカイブをimport時自動的にクラス定義を実行させる用途に利用します。
プロジェクトがCVSにより管理されている場合、自動的にソース管理機能が有効になりますが、外部のソース管理ツールでプロジェクトを管理する場合このチェックを外すことによりBiz/Designerはソース管理を行いません。
プロジェクトビューでフォームなどの画面イメージプレビュー機能を使用するかどうか指定します。
ファイルプレビュー用に作成されたキャッシュファイルを削除します。
デバッグ実行時のBiz/Browserの実行セキュリティレベルを指定します。スタートアッププロジェクトの指定値が有効になります。
この指定は接続ライセンス証明書による指定より優先されます。
プロジェクトをアーカイブする場合(またはアーカイブとしてマッピングする場合)の情報記載欄です。
アーカイブに対し会社名や著作権表示などを記録することができます。
記録された情報は、「アーカイブの参照」タブでアーカイブを読み込んだ場合に下欄に表示されます。
会社名、著作権情報(Copyright表記など)を記入します。
プロジェクト(アーカイブ)のバージョン番号を記入します。
このバージョン番号はアーカイブ時に取り込まれimport時のバージョン指定に利用されます。
作成したアーカイブがどのバージョンのBiz/Browserに対応しているかを選択します。
現状ではユーザー向けの参考情報としての扱いです。
アーカイブの説明を記入します。
コメントを記入できます。
アーカイブ情報ファイルの存在するURLを記述します。
アーカイブ情報ファイルはCARファイルをプロジェクトから利用する場合に参照されるファイルで、アーカイブ内のパッケージ・クラス情報やヘルプなどの開発時付加情報を記載します
参照:アーカイブ情報ファイル
オプションの「ツール設定」タブにて登録したユーザーツールをテスト実行前に実行させることができます。
たとえば、サーバプログロラムなどを実行前に自動的にリコンパイルさせるなどということが可能です。
登録ツール一覧より選択し、[<<]ボタンで実行ツール一覧へ追加、[X]ボタンでリストからの削除を行います。
実行順序は上から順番に実行されます。順序を変更する場合は[↑]・[↓]ボタンでリストの順序を上下させます。
CRSのメソッドSetPaletteによって内蔵のパレット116個に対して色を再定義することができます。
Biz/Designer上でのデザイン時では動的なパレット変更は意味を持たないため、SetPaletteメソッドの実行は無視されます。
このパレット設定機能を使用するとSetPaletteメソッドの実行結果をシミュレートすることができます。
実際のBiz/Browser実行時にはこのパレット情報は反映されません。このパレットを実行時にも反映させるためには、[ツール]メニューの[プロジェクトパレット設定挿入]コマンドなどを利用してここで作成した色をSetPalette文としてCRSに埋め込みます。
クリックするとカレント色として設定され、情報が右側入力欄に表示されます。
カレント色のCRS上のシンボル値が表示されます。
光の3原色の強さを入力し色を作ります。範囲は0〜255で255が最も強く、0が最も弱くなります。
作成した色をパレットのカレント色に設定します。
デフォルトパレットから色情報を元に戻します。
パレットエクスポートファイル(*.bpl)、または既存のプロジェクトファイルよりパレット情報をインポートします。
インポートした時点では、プロジェクトにはパレット設定は反映されません。[OK]ボタン押下時にプロジェクトに反映されます。
現在のパレット情報(編集中も含む)をエクスポートします。ファイル拡張子はデフォルトで"bpl"となります。
参照:「ツール」メニュー
CRSのメソッドSetFontFamilyによってフォントの種類(FontKind)8種にフォントのスタイル(FontFace)の可変ピッチ($STD)と固定ピッチ($FIXED)を組み合わせた16種類のフォントを再定義することができます。
しかし、Biz/Designer上ではデザイン時実行できないメソッドなので、デザイン時のフォントを確認することができません。
このフォントマップ機能を使用するとSetFontFamilyメソッドの実行結果をシミュレートすることができます。
実際のBiz/Browser実行時にはこのフォントマップ情報は反映されません。このフォントを実行時にも反映させるためには、[ツール]メニューの[プロジェクトフォント設定挿入]コマンドなどを利用してここで設定したフォントをSetFontFamily文としてCRSに埋め込みます。
実際にはFontKindの$STD(=$FONT0)を変更することは非奨励なためBiz/Designerから設定することはできないようになっています。
フォントの種類(FontKind)とフォントのスタイル(FontFace)を組み合わせた16パターンがリストアップされています。
変更対象をこのリストから選択します。
$STD、$STD + $FIXEDはシステム標準から変更できないようになっています。
「フォントの種類」で選択したパターンに設定するフォントを選択します。
可変ピッチのパターン($FIXEDでないもの)では可変ピッチフォントのみリストアップされます。
固定ピッチのパターン($FIXEDが付いているもの)では固定ピッチフォントのみリストアップされます。
選択フォントの確認ができます。
プロジェクトで使用するCRSアーカイブまたはプラグインを指定します。
ここで指定されたアーカイブは暗黙にimportされ、アーカイブ作成時にインポートCRSファイルを指定してあれば、指定のCRSファイルを実行します。
参照するCRSアーカイブをまたはプラグインをURI表記で指定します。CARの場合プロジェクトフォルダを起点とした相対パス表記も可能です。
[追加]、[編集]、[削除]で参照アーカイブを編集します。
リストに表記されている順序でアーカイブの読み込みが行われます。アーカイブに依存関係がある場合、先に実行する必要があるものをより上に配置します。
リスト上の順序は[↑]、[↓]ボタンで変更することができます。
Biz/Designerは次の順序で読み込みを試みます。
1. アーカイブとしてマッピングされたプロジェクト
2. 指定URLにマッピングされたプロジェクトに組み込まれて (その他ファイル) いるアーカイブファイル
3. 実際にURLが示すサーバ
いずれの場所からもアーカイブファイルが取得出来なかった場合、参照は失敗し「×」マークが表示されます。
一時的に参照をしない場合はリスト上のチェックを外すことで読み込みをしないようにすることができます。
参照:CRSアーカイブ(CAR)の利用
クラスセレクタからオブジェクトをデザインペインに新規作成する場合の命名規約を指定できます。
デザインペインに作成した場合[指定名]n(nは連番)の形式で命名されます。
プロジェクト単位で異なる設定が可能です。
自動採番の開始番号を指定します
自動採番の桁数を指定します。採番された番号が桁数に満たない場合は0パディングされます。
設定値を空欄に戻します。[OK]ボタンを押すまで実際にリセットはされません。
エクスポートした命名設定ファイルをインポートします。
設定値をファイルにエクスポートします。各プロジェクトにインポートすることで同一の命名規則を利用できます。