API version 17

SpeechSynthesizerクラス

iOSAndroidWindows

Object

 

 

 

 

 

 

SpeechSynthesizer

 

 

 

入力されたテキストを音声として出力するクラスです。

 

StartSpeakingメソッドで入力したテキストは内部でキューに格納され、入力した順番で出力されます。

出力する音声は、言語や性別を切り替えることができます。音声合成エンジンが使用できる音声はGetAvailableVoicesメソッドで取得します。

その他、読み上げる速度や音声の高さを指定したり、AddWordToDictionaryメソッドで単語の読み方を登録したりすることができます。

Android版
端末によっては、音声解析エンジンや音声データを事前にダウンロードする必要があります。

 

テキスト読み上げの注意点について

テキストを意図通りに読み上げるためには、CRSスクリプト実装時に工夫が必要な場合があります。

 

連続する数字

連続する数字は一つの数字として読み上げられます。

var synthesizer = new SpeechSynthesizer;
synthesizer.Load();
synthesizer.StartSpeaking("12345"); /* いちまんにせんさんびゃくよんじゅうご */

 

数字を一つずつ読み上げたい場合は、StartSpeakingメソッドを一文字ずつ呼び出す必要があります。

synthesizer.StartSpeaking("1"); /*いち*/
synthesizer.StartSpeaking("2"); /*に*/
synthesizer.StartSpeaking("3"); /*さん*/
synthesizer.StartSpeaking("4"); /*よん*/
synthesizer.StartSpeaking("5"); /*ご*/

 

OSによるテキストの読み方や解釈の違い

OSによってテキストの読み方や解釈が異なる場合があります。一例として、数字と記号の組み合わせについて記載します。

 

テキスト

Android

iOS

1/2

にぶんのいち

にぶんのいち

1/23

にじゅうさん ぶんの いち

いち の にじゅうさん

1/2/3

いち に さん

いち の に の さん

01-05-02

ぜろいち の ぜろご の に

いちねんごがつふつか

 

なお、読み上げ方はOSのバージョンによって異なる可能性があります。

Android版
SetEngineメソッドで指定する音声解析エンジンによって、結果が異なる可能性があります。

 

デフォルトプロパティとValueType

 

デフォルトプロパティはValueです。

 

 

プロパティ | メソッド | イベント

 



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