説明 |
Hashオブジェクトを初期化します。
|
||||||||||||||||||||||
呼出形式 |
var hs = new Hash( rw_obj, halg, [ key ] )
|
||||||||||||||||||||||
戻り値 |
初期化されたHashオブジェクト
|
||||||||||||||||||||||
引数 |
Object rw_obj |
データの入力元となるReaderオブジェクト、またはデータの出力先となるWriterオブジェクトを指定します。 ByteArrayも入出力オブジェクトとして指定できます。
Readerオブジェクトを指定した場合は、Read、ReadLineメソッドで読み込まれるデータのハッシュ値が算出されます。 Writerオブジェクトを指定した場合は、Write、WriteStringメソッドで書き込まれるデータのハッシュ値が算出されます。
どちらの場合でも、必ずCloseメソッドを呼び出して入出力操作を完結した後で、GetHashDataメソッドでハッシュ値を取得します。
Readerオブジェクトを指定した場合はWrite、WriteStringメソッドは使用できません。 Writerオブジェクトを指定した場合はRead、ReadLineメソッドは使用できません。
|
|||||||||||||||||||||
|
integer halg |
以下からハッシュアルゴリズムを1つ指定します。
|
|||||||||||||||||||||
|
String key |
HMAC用の暗号鍵を指定します。 *1 halgにHMACのハッシュ関数が指定されている状態で空文字列の場合、SEC-3例外が発生します。 デフォルトはnullです。
|
|||||||||||||||||||||
例外 |
CRS-16 |
コンストラクタ引数が不正です |
|||||||||||||||||||||
|
SEC-1 |
有効な入出力オブジェクトが指定されていません |
|||||||||||||||||||||
|
SEC-3 |
パスフレーズが不正です |
|||||||||||||||||||||
|
SEC-12 |
ハッシュアルゴリズムが不明です |
|||||||||||||||||||||
|
SEC-13 |
セキュリティプロバイダでエラーが発生しました
|
|||||||||||||||||||||
使用例 |
var fs = new FileSystem; var fp = fs.Open("data.txt", FileSystem.OPEN_READ); var hs = new Hash(fp, Hash.HALG_MD5); var data = hs.Read(); hs.Close(true); MessageBox(hs.GetHashData(), "data.txtのハッシュ値");
|
||||||||||||||||||||||
関連項目 |