説明 |
Decryptorオブジェクトを初期化します。
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呼出形式 |
var dec = new Decryptor( rw_obj, pass, calg [, iv] ) or var dec = new Decryptor( rw_obj, key, calg [, iv] )
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戻り値 |
初期化されたDecryptorオブジェクト
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引数 |
Object rw_obj |
復号化するデータの入力元となるReaderオブジェクト、または復号化したデータの出力先となるWriterオブジェクトを指定します。 ByteArrayも入出力オブジェクトとして指定できます。
Readerオブジェクトを指定した場合はWriteメソッドは使用できません。 Writerオブジェクトを指定した場合はRead、ReadLineメソッドは使用できません。
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String pass |
暗号化アルゴリズムがAESの場合、指定した文字列で作成されたハッシュ値(SHA256)から、calgで指定したキーの長さに応じた暗号化キーを作成します。
それ以外の場合、4文字以上56文字以下のパスワードを指定します。
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ByteArray key |
暗号化アルゴリズムがAESの場合、バイト列を暗号化キーとして扱います。 キーの長さはアルゴリズムによって異なります。
それ以外の場合は文字列として解釈し、passの場合と同じ動作となります。
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integer calg |
以下から暗号化アルゴリズムを1つ指定します。
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ByteArray iv |
AESの初期化ベクトルを指定します。 最大で16バイトを使用します。ivの長さが16バイトに足りない場合、もしくは省略された場合は、不足分をBiz/Browserで固定の値で埋めて初期化ベクトルを作成します。
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例外 |
CRS-16 |
コンストラクタ引数が不正です |
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SEC-1 |
有効な入出力オブジェクトが指定されていません |
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SEC-2 |
暗号化アルゴリズムが不明です |
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SEC-3 |
パスフレーズが不正です |
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SEC-13 |
セキュリティプロバイダでエラーが発生しました
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使用例 |
var fs = new FileSystem; var fp = fs.Open("data.txt", FileSystem.OPEN_READ); var dec = new Decryptor(fp, "passwd", Decryptor.CALG_BLOWFISH); var data = dec.Read(); dec.Close(true);
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関連項目 |