API version 4

syncObject関数

iOSAndroidWindows

 

説明

Biz/Browserではスクリプト実行エンジンとGUI操作のスレッド分離し非同期に実行することでパフォーマンスを向上させています。そのためスクリプトの実行後に非同期にGUIへの値の反映が行われます。

弊害としてスクリプト実行中にGUIの状態が変更されること確認して動作するコーディングが記述できません。

 

この関数を使用すると直ちにGUIへの状態同期を行います。

状態同期を行うことで、スクリプト中でGUIの変化を意識したコーディングを行うことができます。

 

利用上の注意

この関数は通常のBiz/Browserの動作シーケンスを強制的に変更します。ループの中で連続的に実行したりした場合、パフォーマンスが低下する、GUIの更新が正常に行われないなどの弊害が発生する場合があります。

出来る限りワンポイントで利用することを奨励します。

 

呼出形式

syncObject( )

 

戻り値

なし

 

引数

なし

 

 

例外

なし

 

 

使用例

Function OnTouch(e) {
    /* 処理中ダイアログ表示*/
    Get("Dialog1.crs");
    /* GUIを同期してダイアログ表示 */
    syncObject();
    /* 時間のかかる処理 */
    var COUNT = 1000;
    for (var i = 0; i < COUNT; i++) {
        /* 処理実行 */
    }
    /* ダイアログ削除 */
    Dialog1.Delete();
}

 

関連項目

 

 



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