式にはBiz/Browserに内蔵されているグローバル関数を用いる事ができます。グローバル関数を利用する事により更に複雑な計算式を表現でき、ほとんどの場合で対話的な操作ではサーバに対するリクエストを抑止する事が可能となります。
グローバル関数の例
sum() 合計を計算します。 avg() 平均を計算します。 mid() 文字列の一部分を取り出します。
グローバル関数は、オブジェクトの持つメソッドと似ていますが、特定のオブジェクトには結びついておらず、式の中に直接関数名を記述することができます。
また、Biz/Browserに内蔵されている関数以外に、アプリケーション固有の関数を定義することができます。
package MyPackage { Function func1(p1, p2) { return p1 + p2; } }
この例は、2つの引数を受け取り、合計を返す関数です。
グローバル関数と同様に、パッケージ内に定義したFunctionは、特定のオブジェクトに結びついていません。importステートメントによりロードすることで、グローバル関数のようにオブジェクトスコープと関係なく呼び出すことができます。
import MyPackage; : var ans = MyPackage.func1(10, 20); :