Root.SetClientCertificateメソッド

説明

通信時に使用するクライアント証明書を指定します。

このメソッドの呼び出しはIsClientCertificateAutoSelectメソッドが$TRUEを返す場合無視されます。

IsClientCertificateAutoSelectメソッドが$FALSEを返す場合、ログイン直後は最初に発見されたクライアント証明書が指定されています。

呼出形式

//.SetClientCertificate( digest )

戻り値

なし

引数

ByteArray digest

使用するクライアント証明書のdigest値(SHA-256ハッシュ)を指定します。

digest値は、GetClientCertificateListメソッドで返されるRecordオブジェクトの"digest"子オブジェクトから取得できます。

nullまたは空のByteArrayを渡した場合、通信時にクライアント証明書を選択しないように指定されます。

例外

FUNC-4

引数が不正です

使用例

var digest = null;
var certList = //.GetClientCertificateList();
for(var idx in certList) {
	var cert = certList[idx];
	/*コモンネームが一致する発行者を探す*/
	if(cert.IssuerCommonName == "ExampleCommonName") {
		digest = cert.Digest;
		break;
	}
}
/* 発見したクライアント証明書を使用する */
if(digest != null) //.SetClientCertificate(digest);

関連項目

GetClientCertificateListメソッド

GetUsingClientCertificateメソッド