API version 1

- ‐

>>

Spreadオブジェクトのデータを右辺のオブジェクトに出力します。

右辺のデータ型がExcelSheetオブジェクトの場合、Spread オブジェクトの保持するデータがExcel形式に変換され、ExcelSheetオブジェクトに出力されます。

右辺のデータ型が CSV化可能オブジェクト の場合、CSV形式の表データとして値が出力されます。 列タイトルが設定されている場合、列名として出力されます。

出力されるのは、textプロパティの値です。そのため、計算式が設定されているセルの出力はその計算結果が出力されることになります。

それ以外のデータ型の場合、Objectクラスの出力処理が実行されます。

呼出形式一覧

呼出形式	説明
>>(ref)	Spreadオブジェクトのデータを右辺のオブジェクトに出力します。

戻り値一覧

戻り値	説明
	書き出し後のSpreadオブジェクト自身を返します。

引数一覧

引数	説明
ref	書き出し先のオブジェクトを指定します。

例外

なし

使用例 CRSダウンロード

Form Spread_operetor {
   x = 0;
   y = 0;
   width = 800;
   height = 600;

   Spread spread1 {
           x = 8;
           y = 8;
           width = 640;
           height = 440;

           spread1 << CSV {
                   ,,,,
                   ,種類,単価,個数,計
                   ,りんご,120,3,=C3*D3
                   ,みかん,40,4,=C4*D4
                   ,なし,100,5,=C5*D5
                   ,合計,-,=SUM(D3:D5),=SUM(E3:E5)
           };
           maxColumns = 20;
           maxRows = 20;

           cell("B2").style.horizontalAlign = SpreadStyle.ALIGN_CENTER;
           range("B2:E2").style = cell("B2").style;
           range("B2:B6").style = cell("B2").style;
           cell("C6").style = cell("B2").style;

           range("B2:E6").setBorderIndex(SpreadStyle.BORDER_MEDIUM);

           range("B6:E6").setBorderIndex(SpreadStyle.BORDER_DOUBLE,SpreadRange.BORDER_TOP);
           range("B2:E2").setBorderIndex(SpreadStyle.BORDER_MEDIUM   ,SpreadRange.BORDER_BOTTOM);
   }

   Button button1 {
           x = 664;
           y = 32;
           width = 112;
           height = 32;
           title = "実行";
           function onTouch(e) {
                   var file = FileSystem.saveDialog("保存", "Excelファイル(*.xlsx)", "*.xlsx", "");
                   if (file.isValid) {
                           var excel = new ExcelDocument;

                           #Spreadの内容をExcelDocumentの最初のシートに出力します
                           ^.spread1 >> excel.getSheet(0) ;

                           excel.save(file);
                   }
           }
   }
}