API version 1
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mount

任意のフォルダを仮想ファイル名にマウントします。

例えば、C:tempに対して/app/dataのような仮想ファイル名でアクセスできるようになります。
mountメソッドは、プライベート属性の場合のみ呼び出すことができ、パブリック属性の場合はCRS::Common::Core::FileSystem-1:1の例外が発生します。
マウントに成功すると、それ以降は仮想ファイル名でマウントしたフォルダにアクセスできます。
unmount メソッドでマウントを解除できます。
マウントされた状態は、マウントしたFileSystemオブジェクトのみ有効です。
複数のFileSystemオブジェクト間でマウント状態が共有されることはありません。

呼出形式一覧

呼出形式 説明
boolean mount(string purpose, string vpath[, string rpath]) 任意のフォルダを仮想ファイル名にマウントします。

戻り値一覧

戻り値 説明
boolean マウントが成功した場合はtrueを, そうでなければfalseを返します。

引数一覧

引数 説明
purpose マウント確認ダイアログの「利用目的」欄に表示される文字列を指定します。
vpath マウントポイントとなる仮想ファイル名を指定します。
rpath マウント対象のフォルダ名を指定します。

例外

識別子 説明
CRS::Common::Core::FileSystem-1:1 プライベートファイルシステム以外のマウント操作はできません
CRS::Common::Core::FileSystem-1:3 既にマウント済のフォルダです
CRS::Common::Core::FileSystem-1:4 ルートフォルダにはマウントできません
CRS::Common::Core::FileSystem-1:5 ファイルが見つかりません

関連項目

getMountListunmount メソッド



使用例 CRSダウンロード

Form Filesys_01 {
   x = 0;
   y = 0;
   width = 800;
   height = 600;

   var fs = new FileSystem(FileSystem.PRIVATE_ROOT);

   var path = "/data";
   var dat1 = "samplewrite" ;
   fs.Mount("データフォルダ", path, "c:\\temp");
   var f = fs.Open(fs.MakePath(path, "sample.txt"), FileSystem.OPEN_WRITE);
   f.Write(dat1);
   f.Close();

   var li =  fs.getMountList() ;
   print(li.className,li.isArray,li.length , li.name,li.subType);
   print(path ,"の物理的ファイル名は ", fs.mapPath( path ) ) ;
   fs.Unmount(path);

   /*
   このサンプルは、
   c:\temp の書き込み用フォルダーを用意して実行してください。
   2回確認ボックスが現れますので、OKを選択してください。
   実際のプログラム化の際は、十分な確認をお願いします。
   */

}