API version 1
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syncExec¶
外部アプリケーションを起動し終了待機します。
セキュリティ警告ダイアログ¶
ユーザに対してアプリケーション実行の警告ダイアログを表示します。警告ダイアログでユーザがOKを選択した場合に限り、アプリケーションは実行されます。
セキュリティレベルによる動作の違い¶
セキュリティレベルは設定ファイル(crsconf)の security.file.level プロパティで指定します。
レベル |
説明 |
---|---|
0 |
警告ダイアログは表示せず、そのまま実行します。 |
1 |
警告ダイアログを表示し、OKならば実行します。 |
2 |
実行できません(例外を発生します)。 |
注釈
[Biz/Browser DT 概要マニュアル]-[設定ファイル(crsconf)について]
呼出形式一覧
呼出形式 |
説明 |
---|---|
integer syncExec(string program[, string arguments[, integer mode[, integer timeout]]]) |
外部アプリケーションを起動し終了待機します。 |
戻り値一覧
戻り値 |
説明 |
---|---|
integer |
アプリケーションを起動できた場合はtrue、 そうでなければfalseを返します。 |
引数一覧
引数 |
説明 |
||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
program |
起動するアプリケーションの実行ファイルへのパスを指定します。 |
||||||||
arguments |
起動するアプリケーションに指定する引数を指定します。 省略時は空文字列が指定されます。 |
||||||||
mode |
ウィンドウ表示モードを下記の定数から指定します。
省略時はMODE_DEFAULTが指定されます。 |
||||||||
timeout |
終了待機時間
指定時間が経過した場合、プロセスは強制的に終了されます。
省略時は無限に待機します。
|
例外
識別子 |
説明 |
---|---|
SYS-23:5 |
メソッドの引数が不正です |
SYS-80:1 |
この操作はセキュリティ上の制約により実行できません |
CRS::Common::Core::Runtime-1:3 |
指定のファイルは見つかりませんでした |
CRS::Common::Core::Runtime-1:6 |
外部アプリケーションの実行がタイムアウトしました |
関連項目
exec メソッド
定数一覧
------------------------------------------------------------
定数値 |
説明 |
---|---|
MODE_DEFAULT |
ウィンドウのサイズを自動的に決定します。 |
MODE_MAXIMIZE |
ウィンドウを最大化して表示します。 |
MODE_MINIMIZE |
ウィンドウを最小化して表示します。 |
使用例
CRSダウンロード
ダウンロード(Runsmpl.xlsx)
Form Runtimes {
x = 0;
y = 0;
width = 800;
height = 600;
var rt = new Runtime;
/*
このサンプルは電卓を起動し、
ブラウザで biz-browser.jp に接続し、
C:\Users\user\AppData\Roaming\OpenStream\BizBrowserDT\public_root/Runsmpl.xlsx
Biz上では、"/Runsmpl.xlsx" のexcelを開き、
最後にメモ帳を開きます。メモ帳を閉じないと終われません。
*/
rt.exec("calc") ;
print("環境 ",rt.getEnv("TEMP"));
print("ホスト名 ",rt.getHostName() ) ;
var un = rt.getUserName() ;
print("ユーザー名 ",un ) ;
var uu = rt.getUuid( un ,"pass") ;
print("UUID ", uu ) ;
print("削除は ",rt.deleteUuid(un,"pass") );
rt.ShellLink("http://biz-browser.jp");
rt.ShellOpen("/Runsmpl.xlsx");
print("2nd ",rt.syncExec("notepad" ) ) ;
}