API version 8

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getUuid

UUIDを取得します。

UUID(ユニバーサルユニークID)は世界中で重複しないことを目的に設計された汎用的な一意識別子で、128bitのランダムな数値を文字列で表現したものです。例えば次のような文字列となります。
"DE07FFE8-A2FF-47CD-BA46-A993160F9A92"
一意性を確保するために、UUIDの作成では、作成した時間や作成したコンピュータのMACアドレスなどの情報を参照することがあります。
UUIDが重複する可能性は極めて低い確率ですが、完全に重複しないことを保障するものではありません。
GUID(グローバルユニークID)と呼ばれることもあります。
getUuidメソッドの呼び出しで返されるUUIDは、keyとペアでユーザごとに記憶され、すでにkeyに対応するUUIDが生成されている場合はそのUUIDを返します。
keyに対応するUUIDが生成されていない場合には、新しく生成したUUIDを記録して返します。
記録されたUUIDは、Biz/Browserを再起動したり、コンピュータを再起動しても有効ですが、コンピュータのトラブルなどで失われる可能性があります。
一度失われたUUIDを復元する手段はありませんので、回復が不可能なデータをUUIDの記録に依存して処理しないことをお勧めします。
keyとUUIDのペアは、オプションのパラメータcryptKeyを指定しない場合は、すべてのアプリケーションで共有される名前空間に記録されます。
cryptKeyを指定した場合には、getUuidメソッドを実行したCRSをダウンロードしたサーバ固有の名前空間に記録されます。
つまり、Server-AからダウンロードしたCRSとServer-BからダウンロードしたCRSで同じキーを指定してgetUuidメソッドを呼び出した場合、cryptKeyを指定しないときには同じUUIDが返され、cryptKeyを指定すると、それぞれは別のキーとして扱われ、別のUUIDが返されます。
オプションのパラメータをすべて省略した場合は、コンピュータに情報は記録されず一時的なUUIDを生成します。
オプションのパラメータcryptKeyを指定しない場合は、UUIDはクリアテキストで記録されますが、cryptKeyを指定すると暗号化されて記録されます。
一度cryptKeyを指定して記録されたUUIDは、同じcryptKeyを指定してgetUuidメソッドを呼び出さなければ取得できず、異なるcryptKeyやcryptKeyを省略した場合例外が発生します。

呼出形式一覧

呼出形式

説明

string getUuid([string id[, string cryptKey]])

UUIDを取得します。

戻り値一覧

戻り値

説明

string

UUIDの文字列

引数一覧

引数

説明

id

UUIDに対応する識別子を指定します。

16文字までの英数字が指定できます。

cryptKey

UUIDを暗号化して記録する場合のパスフレーズ

例外

なし

関連項目

deleteUuid メソッド