API version 1

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toString

Fixedオブジェクトに格納されている値を文字列として返します。

呼出形式一覧

呼出形式

説明

string toString([string format])

Fixedオブジェクトに格納されている値を文字列として返します。

戻り値一覧

戻り値

説明

string

変換した文字列。

引数一覧

引数

説明

format

書式文字列。

指定文字

説明

@

"\"最大\"@"

デフォルトの書式で指定位置に表示します。

"TEXT"

"9990\"円\""

"" で括った文字を指定位置に表示します。数字の並びを区切る位置には指定できません。

9

"999"

9を記述した数は桁数を示し、先行0は削除されます。小数点以下に指定した場合桁数だけを意味し、ゼロサプレスは行われません。

0

"0999"
"9990"

先行0は0となります。

$

"$9990"

先頭に$マークを付加します。

MI

"999MI"
"MI999"

負数の場合に、指定位置(右か左)にマイナス記号(-)を表示します。

S

"S9990"
"9990S"

指定位置(右か左)に符号を表示します。

Dまたは.(ピリオド)

"99D99"
"99.99"

指定の位置に小数点を表示します。小数点以下の桁数を指定しない場合は有効精度の範囲内で最後の数字までを表示します。

L

"L9990"
"9990L"

指定位置(右か左)にローカル通貨記号を表示します。

,(カンマ)

"999,990"

3桁ごとにカンマを表示します。

" " (スペース)

"   99"

スペースを記述した数は桁数を示し、先行0は空白文字(スペース)に置き換えられます。小数点以下に指定した場合は無効で意味を持ちません。

!

"999!"

指定桁数の範囲で桁あふれが発生した場合に書式化した結果に!が付与されて表示されますが、!を指定すると桁あふれした場合でも!の表示が抑止されます。

例外

なし



使用例 CRSダウンロード

Form Fixed {
   x = 0;
   y = 0;
   width = 800;
   height = 600;

   var fi = new Fixed(123456.7890F) ;
   print("値を確認  ",fi.value) ;
   print("円をつけて ",fi.toString("99999999990\"\"") );
   print("前ゼロ゛で  ",fi.toString("09999999990\"\"") );
   print("前$で  ",fi.toString("$9999999990") );
   print("小数点以下も ",fi.toString("99999999.9990") );

   print("小数点2桁目を四捨五入 ", fi.round( fi , 2) ) ;
   print("小数点以下を切り捨て ",fi.roundDown( fi , 0));
   print("整数二桁目を切り上げ ",fi.roundUp( fi , -2));

}