API version 11

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postInterContextMessage

コンテキスト(タブ)を跨いでメッセージを送信します。

メッセージは該当するコンテキストのRootオブジェクトに InterContextMessage イベントとして通知されます。


オプション指定により他のBiz/Browser DTプロセスのコンテキストに対しても送信可能です。

呼出形式一覧

呼出形式

説明

integer postInterContextMessage(string contextId, param)

指定のコンテキストIDのコンテキストにparamを送信します。

integer postInterContextMessage(string serviceId, string portId, param[, boolean enableInterProcessMessaging])

指定のサービスID, ポートIDのコンテキストにparamを送信します。


enableInterProcessMessagingにtrueを指定時は次のように動作します。

  • プロセスを跨いでメッセージが送信されます。

  • 受信対象が複数となった場合でも例外は発生しません。

  • 他のプロセスに送信後、それが実際にコンテキストに届いたかどうかについては考慮されません。

戻り値一覧

戻り値

説明

integer

enableInterProcessMessagingがfalse、または省略した場合は送信できたコンテキスト(タブ)の数が返ります。 また、送信先が発見できなかった場合、0が返ります。

enableInterProcessMessagingがtrueの場合は送出対象したプロセス数が返ります。 基本的に自身を含む起動中のBiz/Browser DTのインスタンス数となります。

引数一覧

引数

説明

contextId

送信先コンテキストIDを指定します。

param

受信先イベント(後述)に付与されるパラメータを指定します。
Mapオブジェクトまたはbinary値を渡すことが可能です。
Mapオブジェクトが渡された場合、Mapオブジェクトの値をbinary値に変換したものが実際に送信されます。
Mapオブジェクトが空の場合、送信すべきデータがないためメッセージは送信されません。

binary値を渡した場合、キー"body"に当該binary値がセットされたMapオブジェクトが送信されます。

serviceId

送信先サービスIDを指定します。

portId

送信先ポートIDを指定します。

enableInterProcessMessaging

プロセスを跨いでメッセージを送信するかどうかを指定します。

例外

識別子

説明

SYS-23:5

メソッドの引数が不正です

CRS::Common::Core::Application-1:1

宛先が曖昧です

関連項目

getCurrentContextInfosetCurrentContextInfo メソッド