Object.ValueTypeプロパティ

 

ValueTypeは厳密にはプロパティではありませんが、ここでは便宜上プロパティとして扱っています。

 

ValueTypeはオブジェクトのデータ型を表します。ValueTypeは以下の書式で指定します。

 

ClassName:ValueType Name

 

TextBox:Number TextBox1 {
    ...
}

 

上記の例では、データ型がNumberのテキストボックスを定義しています。

 

ValueTypeは省略できます。TextBoxクラスのようにValueTypeを指定可能なクラスで省略した場合はString(文字列)型になります。

TextBox TextBox1 {
    /* 省略時のValueTypeString */
}

 

オブジェクトのデータ型はクラスにより固定されているものもあります。例えば、DateEditクラスは常にDate型となるためValueTypeの指定は無効です。

 

各クラスのデフォルトプロパティはオブジェクトの値を表すため、ValueTypeはデフォルトプロパティのデータ型でもあります。

 

ValueTypeに指定できるデータ型の種類はクラスの仕様により異なります。詳細は各クラスの説明を参照してください。

 

ValueTypeは、Biz/Designerではプロパティビューでプロパティのように設定できますが、厳密にはプロパティではないためCRSスクリプトでは以下のような指定はできません。

TextBox TextBox1 {
    ValueType = Number; /* 間違った指定の例 */
}

 

ではValueTypeUStringの指定はできません

 



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