説明

指定したパラメータをFixedオブジェクトとして切り上げしたものを返します。

このメソッドはスタティックメソッドです。オブジェクトを生成せずに呼び出すことができます。

Fixed.RoundUpメソッドの切り上げ（桁数= 0の場合）は、

値の絶対値が大きく(0から遠く)なる方向にある最も近い整数

となります。

呼出形式

var f = Fixed.RoundUp( n [, d ] )

戻り値

切り上げた値（Fixedオブジェクト）

引数

n

切り上げしたい数値をFixed型、Number型、String型で指定します。

integer d

切り上げしたい桁を指定します。

-14〜3で指定できます。0で小数点以下を切り上げ、3で小数点第3位以下を切り上げます。負の数値の場合、整数値方向の指定になります。省略した場合は0です。

例外

なし

使用例

print(Fixed.RoundUp(12345.678F, -2)); /* 12400となる */

print(Fixed.RoundUp(12345.678F));     /* 12346となる */

print(Fixed.RoundUp(12345.678F, 2));  /* 12345.68となる */

print(Fixed.RoundUp(0.50F));  /* 1となる */

print(Fixed.RoundUp(-0.50F)); /* -1となる */

関連項目