Root.SLoginメソッド

 

説明

指定したサーバに単一セッションモードでログインします。

 

現在のすべてのセッションは切断され、既存オブジェクトはすべて削除されます。

SLoginメソッドの呼び出しによりBiz/Browserが初期化されるため、SLoginメソッド以降に記述したCRSプログラムは実行されません。

ログイン後の動作については、URLに指定したCRSプログラム内で記述してください。

 

単一セッションモード

SLoginメソッドにより開始されたセッションが有効な間は、Biz/Browserは単一セッションモードとなり、URLで指定した接続先以外のサーバとは通信を行うことができなくなります。

また、単一セッションモードの間はトラップされない例外が発生しても、デバッグ情報(コアダンプ)を出力しなくなります。

 

これらの制約は、高度なセキュリティを必要とするアプリケーションのために設けられており、HttpSession.IsLoginSessionメソッドとの併用により、アプリケーションが意図していないCRSプログラムが同時にロードされてしまうことを抑止することができます。

 

ただし、SLoginメソッドの効力はアプリケーションを構成する個々のURLに対して働く訳ではないことに注意してください。

正しく高度なセキュリティを実現するためには、HTTPS通信を行うことが必須となり、また、アプリケーションが意図していないURLへの接続を抑止するための仕組みをサーバ側で構築する必要があります。

 

より追加されました

ではサポートされていません

 

呼出形式

//.SLogin( URL )

 

戻り値

なし

 

引数

String URL

接続先URL

Loginメソッドと異なり、接続先はServerURIを個別に指定するのではなくURLで一括指定します。

 

例外

なし

 

 

使用例

var session = getHttpSession();
if (session.IsLoginSession($TRUE)) {
    //.Get("main.crs");
} else {
    //.SLogin("https://server/login.crs");
}

 

関連項目

LoginLogoutメソッド

HttpSession.IsLoginSessionメソッド

 



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