説明 |
使用できるフォントを追加します。 各クラスに定義されるFontKindプロパティの設定値に対応するフォントを指定します。 初期状態では$STDに「MS ゴシック」と「MS Pゴシック」、$FONT1に「MS 明朝」と「MS P明朝」が設定されています。これら以外のフォントを使用したい場合に、SetFontFamilyメソッドで任意のフォントをFontKindプロパティの設定値に割り当てることができます。 割り当てたフォントによる表示は、SetFontFamilyメソッドを実行した後で設定されるFontKindプロパティのみ有効となります。すでに表示されているフォントをSetFontFamilyメソッドで変更することはできません。 通常、SetFontFamilyメソッドはアプリケーションの初期化時に画面を表示する前に呼び出してください。 また、FontKindプロパティの$STDと$FONT1はシステムにより使用されているため、変更しないでください。 フォントの割り当てはLogin、Logoutメソッドが実行されると初期状態に戻ります。 p_fontおよびc_fontには必ずコンピュータにインストールされているフォントを指定してください。コンピュータに存在しないフォントを指定した場合の表示結果は不定です。また、フォントが持っていない文字(例えば英字フォント「Arial」で日本語を表示した場合など)の表示結果も不定となります。 より追加されました ではサポートされていません ver4.1.3.4以降では以下の仕様が追加されました p_font、c_fontに指定するフォント名は、次の書式で実際に使用する際の文字の大きさの調整値を指定できます。 fontname/ratio
fontnameにはフォント名、ratioにはフォントサイズの倍率を数値で指定します。ratioが正の数の場合にはセルサイズ基準となり、負の数の場合にはグリフサイズ基準となります。 例
|
|||||||
呼出形式 |
//.SetFontFamily( kind, p_font [, c_font ] ) |
|||||||
戻り値 |
なし |
|||||||
引数 |
integer kind |
フォントを割り当てるFontKindプロパティの設定値 $FONT2から$FONT7を指定します。 |
||||||
|
String p_font |
プロポーショナル表示で使うフォント名を指定します。 |
||||||
|
String c_font |
固定ピッチ表示で使うフォントを指定します。このパラメータを省略した場合はp_fontと同じフォントが固定ピッチ表示でも使用されます。 FontFaceプロパティに$FIXED属性を指定した場合に、ここで指定したフォントで表示が行われますが、指定したフォントが固定ピッチとして定義されているときのみ固定ピッチで表示されます。フォントが可変ピッチで定義されている場合、$FIXED属性を指定しても可変ピッチで表示されることがあります。 |
||||||
例外 |
PKG-59 |
FontKindの引数が不正です |
||||||
|
PKG-59 |
FontNameの引数が不正です |
||||||
使用例 |
//.SetFontFamily($FONT2, "Arial");
Label b { : FontKind = $FONT2; Value = "Arial Font"; : }
|
|||||||
関連項目 |
GetFontFamilyメソッド |