Docクラス

Biz/Browser 3.0.0

プリンタに出力するための機能を持つクラスです。

Docオブジェクトの下位に配置した画面表示クラスのオブジェクトをプリンタに出力します。

Docオブジェクトは、出力される印刷用紙そのものに相当します。Docクラスの各プロパティには用紙や出力先プリンタを指定します。

配置したディスプレイオブジェクトの印刷動作は各クラスの実装に依存します。配置しても印刷されないクラスも存在します。詳細は各クラスの説明を参照してください。

デフォルトプロパティはValueです。ValueTypeにはString、Number、Fixed、Dateを指定できます。

Doc Doc1 {

    Format = "A4H";

    Form Form1 {

        Width = 400;

        Height = 400;

        Label Label1 {

            Width = 80;

            Height = 30;

            Border = $TRUE;

    ShowPage();

    Delete();

Previewプロパティに$SCREENを指定するとプレビュー画面が表示されます。プレビュー画面では、印刷する前に印刷結果を確認できます。

Biz/Desigerでのデバッグ実行時は、プロパティの指定に関わらず常にプレビュー画面が表示されます。

印刷ジョブはDocオブジェクトがDeleteメソッドにより削除されることで完了します。ShowPageメソッドで最終ページ（または単一ページ）を印刷したあとは必ずDeleteメソッドを呼び出してDocオブジェクトを削除してください。

Biz/DesignerのデザインビューでのDocオブジェクトの表示と、実際の印刷やプレビュー表示には差異があります。これは画面とプリンタの解像度の差や、改ページ制御の動作によるものです。印刷レイアウトはプレビューや印刷結果を実際に確認したうえで調整してください。

◆ ビジュアルスタイルの指定は無効です

特にありません