Spreadクラス

Biz/Browser 3.0.0

 

Object

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NetObject

 

 

 

 

 

 

 

DisplayObject

 

 

 

 

 

 

 

FocusObject

 

 

 

 

 

 

 

Spread

 

 

 

表形式のデータを扱うスプレッドシートを表示するクラスです。

 

SpreadクラスはSpreadRowクラス、SpreadColomnクラスと協調して動作します。

スプレッドシートに表示するデータを格納するためには、Spread オブジェクトの下位に定められた構造でSpreadRowオブジェクト、SpreadColomnオブジェクトを配置する必要があります

 

ver5.0より、高機能スプレッドシートを表示するSSpreadクラスが追加されました。SSpreadクラスでは本クラスのスプレッドシートより高度な機能を実現できます。

 

オブジェクトの構造

 

 

画面表示例

 

 

Docクラスによるプリンタ出力

 

プリンタに対してSpreadクラスを使用した場合、画面への表示時とは以下の点が動作が異なります。

 

1. 列方向に表示範囲を一部でも超えた位置にセルが存在する場合、その列は印刷されません。

 

 

2. 最右列に印刷されるSpreadColumnクラスのWidthプロパティは無効となり、表示範囲までの幅で印刷されます。

 

3. 行方向に表示範囲を一部でも超えた位置にセルが存在する場合、その行よりも前(上)の行はそのまま印刷されますが、以降の行は印刷されません。ただし、Spreadオブジェクトへのデータ代入をCSV形式で行う場合、印刷可能な範囲を超えたところで自動的に改ページが行われます。この動作の詳細はCSVDocument.KeyBreakイベントを参照してください。

 

 

4. 個々に設定したSpreadRowクラスのHeightプロパティは反映されません。行の高さはすべて同じになります。

 

5. 列ヘッダは常に網掛け、センタリング、ボールド書体で印字され、ShowLabelプロパティによる制御は無効となります。また、行ヘッダは常に印字されません。ShowNumberプロパティによる制御は無効となります。

 

6. 印刷用のプロパティ(SpreadColumnクラスのSuppressVerticalAlignプロパティ)が有効となります。

 

デフォルトプロパティとValueType

 

デフォルトプロパティはValueです。ValueTypeの指定は無効です。

 

ビジュアルスタイル有効時の制限

 

LabelBgColorプロパティ、NumberBgColorプロパティはテーマ背景を優先するため無効です

 

スケーリング時の注意点

 

特にありません

 

 

プロパティ | メソッド | イベント

 



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