説明 |
マウスカーソルを設定します。 SetCursorメソッドで指定できるマウスカーソルは、Windowsの標準形式のマウスポインタデータで、拡張子は.curまたは.aniです。 マウスカーソルの変更はメソッドの呼び出しにより即座に行われるため、時間のかかる処理の前にマウスカーソルを変更し、処理終了後に戻すような使用方法が可能です。 "//"(Rootオブジェクト)から始まるオブジェクトツリーで、複数の階層にSetCursorメソッドでマウスカーソルを設定した場合、より上位の設定が優先されます。例えば、Formオブジェクトとその子として配置されたButtonオブジェクトの両方にSetCursorメソッドを実行した場合、Buttonオブジェクトの上にマウスカーソルが移動した場合でもFormオブジェクトに指定したカーソルが表示されます。 設定したマウスカーソルを標準に戻すときにはResetCursorメソッドを呼び出します。 マウスカーソルは、ディスプレイのハードウェアにより利用できる形式に制約がある場合があります。例えば、あるディスプレイではモノクロ2階調のマウスカーソルのみ利用できます。古いコンピュータで実行する可能性のあるアプリケーションでは、想定するコンピュータで利用可能な形式のマウスカーソルを利用するようにしてください。 Mobile版ウェイトカーソルを表示します。PC版との互換性の保つため引数を取りますが引数は利用されません。 また、PC版と異なり各オブジェクト毎の区別も行いません。どのオブジェクトからこのメソッドを呼び出しても同様の結果となります。 ウェイトカーソル表示を中止する場合はResetCursorメソッドを呼び出します。 Android版 ウェイトダイアログを表示します。ウェイトダイアログは常に画面中央に表示され、表示中は他の操作を行うことはできません。 また、Mobile版同様各オブジェクト毎の区別も行いません。どのオブジェクトからこのメソッドを呼び出しても同様の結果となります。 ウェイトダイアログ表示を中止する場合はResetCursorメソッドを呼び出します。 より追加されました |
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呼出形式 |
PC版, Mobile版 obj.SetCursor( URL or reader ) Android版 obj.SetCursor( [ message [, title ]] ) |
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戻り値 |
なし |
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引数 |
URL or reader |
カーソルデータを取得するためのURLかReaderオブジェクトを指定します。 URLを指定する場合は、相対パスおよび絶対パスで指定することができ、カーソルデータをダウンロードして表示します。 URLを指定したときのみキャッシュの対象となります。 Mobile版任意の値 |
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String message |
ウェイトダイアログのメッセージ部分の文字列を指定します。 省略した場合、「しばらくお待ちください」と表示します。 空文字列を指定した場合、メッセージは表示されません。 |
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String title |
ウェイトダイアログのタイトル部分の文字列です。 省略した場合、「処理中です」と表示します。 空文字列を指定した場合、タイトルは表示されません。 |
例外 |
PKG-57 |
配列定義に対してSetCursorまたはResetCursorを行うことはできません |
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PKG-58 |
カーソルデータが取得できません |
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PKG-59 |
引数が不正です |
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PKG-60 |
一時ファイルが作成できません |
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PKG-61 |
カーソルデータが不正です |
使用例 |
Function OnTouch(e) { //.SetCursor("wait.cur"); : //.ResetCursor(); }
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関連項目 |
ResetCursorメソッド |