マウスカーソルを変更するときに、変更の対象となる領域を設定します。スプレッドシートの特定の領域や状態に応じて、それぞれ別のマウスカーソルを設定できます。
以下の値を指定します。初期値は$CursorTypeDefaultです。
| 定数 | 値 | 説明 | 
| $CursorTypeDefault | 0 | スプレッドシートのセル | 
| $CursorTypeColResize | 1 | 列の幅を変更する位置(列ヘッダの間) | 
| $CursorTypeRowResize | 2 | 行の高さを変更する位置(行ヘッダの間) | 
| $CursorTypeButton | 3 | コマンドボタン(CellTypeプロパティが$CellTypeButton) | 
| $CursorTypeGrayArea | 4 | 灰色領域(最終列の右、最終行の下にある領域) | 
| $CursorTypeLockedCell | 5 | ロックされたセル | 
| $CursorTypeColHeader | 6 | 列ヘッダ | 
| $CursorTypeRowHeader | 7 | 行ヘッダ | 
| $CursorTypeDragDropArea | 8 | セルブロックのドラッグ&ドロップの開始位置 | 
| $CursorTypeDragDrop | 9 | セルブロックのドラッグ中 | 
このプロパティを設定した時点ではマウスカーソルは変更されません。CursorStyleプロパティに値を設定したときに、このプロパティに設定しておいた対象のマウスカーソルが変更されます。
使用例
CursorType = $CursorTypeDefault;CursorStyle = $CursorStyleArrow;  CursorIcon = "lock.ani";CursorType = $CursorTypeLockedCell;CursorStyle = $CursorStyleUserDefined;
関連項目
CursorIcon、CursorStyle、UserResize、CellType、Lock、AllowDragDropプロパティ