SSpread.TypePicMaskプロパティ

 

マスク型セルで、マスク入力の書式を設定します。

 

CellTypeプロパティに$CellTypePic(マスク型)が設定されたセルのみ有効です。

このプロパティを設定する前に、ColRowプロパティなどを使用して処理の対象を指定します。

 

入力できる文字種とその桁位置は、以下の定義文字を使用して設定します。定義文字を設定した位置には、その定義文字に対応する文字種しか入力できなくなります。

定義文字

入力できる文字種

X

全ての文字(半角および全角)

9

半角数字と小数点

A

半角英文字

N

半角英文字、半角数字と小数点

U

半角英大文字

L

半角英小文字

H

半角16進数(09afAF

&

全角文字(※)、半角スペース

※半角英数字、半角記号、半角カナ以外の文字

 

上記以外の文字を指定した場合は、その文字が固定表示され、その桁位置への入力はスキップされます。

上記の定義文字自体を固定表示する場合は、前に/(スラッシュ)を置いて(/A/X/&など)エスケープできます。

スラッシュを重ねる(//)とスラッシュ自体が固定表示になります。

 

初期値は空白文字列です。

 

TypePicDefaultTextプロパティでは、定義文字の位置に初期値として表示する文字を設定できます。

 

このプロパティはマスク型セルのプロパティ継承の対象です。

 

 

使用例

Col = 3;
Row = 2;
CellType = $CellTypePic;
TypePicMask = "999-9999";
TypePicDefaultText = "000-0000";
 
BlockMode = $TRUE;
Col = 3;
Row = 3;
Col2 = 5;
Row2 = 5;
CellType = $CellTypePic;
TypePicMask = "U99.99.99U99.99.99";
TypePicDefaultText = "#__.__.__#__.__.__";
BlockMode = $FALSE;

 

関連項目

CellTypeTypePicDefaultTextプロパティ

 



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