コマンドボタン型セルで、コマンドボタンが押されていない状態の画像を設定します。
CellTypeプロパティに$CellTypeButton(コマンドボタン型)が設定されたセルのみ有効です。
このプロパティを設定する前に、Col、Rowプロパティなどを使用して処理の対象を指定します。
画像ファイルのURL文字列、またはReaderオブジェクトを指定します。
画像の設定を解除する場合は、nullを指定します。
このプロパティは設定専用です。値を取得した場合は常にnullが返ります。
TypeButtonPictureDownプロパティを設定すると、コマンドボタンが押されたときに別の画像(凹んだボタンの画像など)を表示できます。
URLを指定した場合は、ファイルはローカルコンピュータにキャッシュされ、次回以降の読み込みが高速化されます。
HttpResponseオブジェクトを指定すれば、常にサーバから最新のファイルを取得できます。
このプロパティはコマンドボタン型セルのプロパティ継承の対象です。
使用例
Col = 3;
Row = 2;
CellType = $CellTypeButton;
TypeButtonPicture = "img/sample1.png"; /* キャッシュされる */
BlockMode = $TRUE;
Col = 3;
Row = 3;
Col2 = 5;
Row2 = 5;
CellType = $CellTypeButton;
TypeButtonPicture = getHttpSession().Get("img/sample2.png"); /* キャッシュされない */
BlockMode = $FALSE;
関連項目
CellType、TypeButtonPictureDownプロパティ
HttpResponseクラス