マスクエディットの編集動作を決めるマスク文字列です。
マスク文字列にはマスク文字、制御用文字、編集用リテラル文字の組み合わせを指定します。詳細は下記の表を参照してください。
例
"009999-0999-000" 電話番号
"000-0000" 郵便番号
"9999年99月99日" 日付
"Seri\\a\\l No." エスケープを使う場合
文字 |
必須入力 |
入力可能な文字 |
# |
|
半角の数字(0〜9) ’-‘、’+’の符号、 半角スペース |
0 |
○ |
半角の数字(0〜9) |
9 |
|
|
A(大文字) |
○ |
半角の英字(A〜Z、a〜z) 半角の数字(0〜9) |
a(小文字) |
|
|
L(大文字)、? |
○ |
半角の英字(A〜Z、a〜z) |
l(小文字) |
|
|
C(大文字)、& |
○ |
任意の半角文字 ただし、Cが2回以上連続する場合は全角文字も入力できます。 Mobile版1つのCに対して全角、半角のどちらも入力できます。 |
c(小文字) |
|
文字 |
説明 |
< |
この記号以降の英字を小文字に変換して入力します。(全角の英字は変換されません) |
> |
この記号以降の英字を大文字に変換して入力します。(全角の英字は変換されません) |
<> |
この記号以降は大文字小文字変換を無効にして、キー入力に従います。 |
\ |
エスケープ文字です。次の1文字を編集用リテラル文字として扱います。 例)\A、\0、\< |
; |
ブランク文字指定時の区切り文字です。 |
上記以外の文字は編集用リテラル文字になります。
カーソルは自動的にスキップされます。削除や変更を画面操作で行うことはできません。
半角文字の入力フィールドに全角文字を入力した場合は、自動的に半角文字に変換されます。
変換の対象となる全角文字は、英数字、+符号、−符号、スペースです。
より以下の全角の記号文字も変換対象になりました
!”#$%&'()*+,−./:;<=>?@[¥]^_‘{|}
マスク文字列の末尾にセミコロン";"と半角1文字を指定することで、未入力の位置に表示されるブランク文字を変更できます。
この指定は省略可能で、省略時はアンダースコア"_"になります。
例
"009999-0999-000;*"
ブランク文字に使用される文字は、入力値として入力することもできますが、ブランク文字に指定した文字がキー入力により設定されたものか、未入力によるものかを判断することはできません。