Socket.Writeメソッド

 

説明

ソケットへデータを書き込みます。

 

データの型に応じてバイトデータへ自動変換します。

接続先がデータを受信するまで処理を戻しません。

 

呼出形式

sock.Write( data )

 

戻り値

なし

 

引数

data

書き込むデータ

 

例外

ExternalEvent-17

ソケットは開いていません

 

ExternalEvent-19

書き込み操作を完了できませんでした

 

ExternalEvent-20

 

出力データの型が不明です。出力するバイト数が不明です

使用例

var sock = new Socket;
sock.Open("192.168.1.10", 16000);
while (true) {
    var data = sock.Read(256);
    if (data.Length <= 0) {
        break;
    }
    print(data);
    sock.Write(data);
}
sock.Close();

 

関連項目

ReadWriteStringメソッド

 

 

 

データ型ごとの書き込み形式の違いについて

 

dataに指定する変数のデータ型によって、書き込まれる形式が以下のようになります。

データ型

説明

String

Write("abc")

Write(new String("abc"));

文字列データ

文字列データがプラットホームの文字コード(日本語ではShift-JIS)で書き込まれます。

UString

Write(new UString("abc"));

Unicode文字列データ

文字列データがUnicodeUTF-16)で書き込まれます。

integer

Write(10)

整数値データ

4バイトの符号付き整数データとして書き込まれます。

Number

Write(1.2)

Write(new Number(10))

数値(浮動小数点)データ

8バイトの浮動小数点データとして書き込まれます。

Fixed

Write(new Fixed(1.2))

数値(固定小数点)データ

10000でスケールされた値が8バイトの符号付き整数データとして書き込まれます。

詳細はFixedクラスの説明を参照してください。

Date

Write(new Date())

日付データ

Valueプロパティの値が8バイトの浮動小数点データとして書き込まれます

ByteArray

Write(ba)

バイナリデータ

バイナリデータがそのまま書き込まれます。

 

常に文字列として書き込みたい場合は、WriteStringメソッドを使用してください。

 



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